杉山愛さん、女子国別対抗戦の代表監督に就任「日本テニス界を思い切り盛り上げたい」

　日本テニス協会は１８日、女子の国別対抗戦ビリー・ジーン・キング杯の日本代表監督に元プロテニス選手の杉山愛さん（４７）が就任すると発表した。男子の国別対抗戦デビス杯の新監督には、添田豪（３７）（ＧＯＤＡＩ）が就くことになった。任期は４年。今年１２月の国内合宿から指揮を執る予定。

　オンライン記者会見に臨んだ杉山さんは、「選手やコーチ、スタッフ陣といいコミュニケーションを取って、男子とも力を合わせながら日本のテニス界を思い切り盛り上げていきたい」と抱負を語った。

　杉山さんは現役時代、四大大会のダブルスで３度優勝するなど活躍した。自身の経験を基に、「エースにかかる重圧を理解し、どれだけそれを取り除いてあげられるか。良い雰囲気のチーム作りをしていきたい」と述べた。添田は今年限りでの現役引退を表明した。