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経済産業省は、2023年夏以降に東京電力柏崎刈羽原子力発電所など国内の原発計7基の再稼働を目指す方針を24日、政府の会議で示す。すでに再稼働している10基と合わせて計17基を稼働する環境を整え、電力需給
脱炭素社会の実現に向けた対策を議論する「GX(グリーントランスフォーメーション)実行会議」(議長=岸田首相)で表明する。
追加で再稼働を目指すのは、柏崎刈羽原発6、7号機のほか、東北電力女川原発2号機、関西電力高浜原発1、2号機、中国電力島根原発2号機、日本原子力発電東海第二原発の7基。
女川2号機と高浜1、2号機、島根2号機の4基は、既に地元同意を得ているため、安全対策工事などの着実な完了を目指す。柏崎刈羽など他の3基は地元同意に向け、国が前面に立って調整を進める。
経産省は、原発の再稼働に向け、関係者の総力を結集する政治決断が必要だと訴える考えだ。このほか、原則40年、最長60年となっている運転期間の延長や、核燃料サイクル整備の加速についても検討を求める。
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