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連合は、10月に1期目の任期満了を迎える芳野友子会長(57)を続投させる方向で調整に入った。複数の関係者が明らかにした。
連合傘下の産業別労働組合(産別)幹部による役員推薦委員会が、10日にも開く会合で続投を了承する方向で、8月24日の中央執行委員会に報告後、10月の定期大会で正式に決定する見通し。会長の任期は2年で、2期4年以上務めるのが通例となっている。
芳野氏は2021年10月、女性として初の会長に就任し、政策実現を掲げて政府・与党とも良好な関係を築いている。立憲民主党に近い官公労系の労組を中心に不満も出ていたが、30年ぶりの高水準となった賃上げを実現させた手腕や発信力の高さが評価された。
次期衆院選に向けては、支援する立民と国民民主党の足並みが乱れており、引き続き難しいかじ取りが求められることになる。