完了しました
20代女性で、現在バツイチの彼と同棲どうせい中です。
彼は元妻の間に子どもが2人います。養育費を払っていて、月に1度子どもたちと会うようです。もちろん子どもに何の責任もないので、「楽しんできてね」と彼を送り出します。
元妻から「子どもの授業参観や運動会、誕生日などの行事ぐらい来て」と言われていて、そのたびにご飯などに一緒に行くとのことです。
成長も見届けたいだろうし、彼が子どもと会うのはいいと思います。ですが、離婚しているのにまるで元妻、子どもと家族のように過ごしている……というのが引っ掛かります。
子どものために良くしてる彼を見て「復縁しないか」と心配になるし、でも「会いに行かないで」と言ったら子どもが悲しむかもしれないし、モヤモヤしています。(ハンドルネーム:めしあ)
元妻や子どもに嫉妬せず、自分と彼との関係だけを考えましょう
最初に厳しいことを言うようですが、彼がバツイチで子どもとの関係が続くことは、付き合うと決めた時からわかっていたのではないのでしょうか。
子どもにとって、彼はいつまでも父親です。彼と元妻には夫婦関係はなくても、子どもにとってはパパとママとみんなで家族であることは変わりません。彼は当然のように父親としての責任を果たしていると思います。月に1度の面会や行事で会う頻度も、多くはありません。2児をもうけておいて、もしもそれすらできないのであれば、人間としてちょっと
めしあさんは何に嫉妬しているのでしょうか。まずはご自身で分析してみましょう。彼と子どもとの関係なのであれば、子持ちの人とお付き合いすること自体、おすすめしません。めしあさんに、父親と子どもの関係を邪魔する権利はないからです。どうにもならない問題であり、めしあさんもいつまでもつらいだけでしょう。彼とのお付き合いは向いていないと思います。
「子どもとの関係にモヤモヤしている」と言いながら、実は元妻とそれほど悪い関係ではないのでは……とそちらを気にしているのであれば、考えすぎのようにも思います。
結婚している身からアドバイスさせていただきますと、結婚ももちろん覚悟が必要ですが、離婚はそれ以上に覚悟と労力が必要です。子どもがいる場合はなおさら大変で、相当悩むでしょう。つまり、彼と元妻はそれほどまでに婚姻関係を維持できない関係となった、ということなのです。お互いに相当の覚悟をもって離婚をしたはずです。
「子どものために復縁するのでは」とも思うかもしれませんが、その可能性も低いのではないかと思います。世の中には、夫婦関係は破たんしているけど子どものために婚姻関係を続ける、という選択をされるご夫婦もけっこういます。お話をうかがっていると、彼と子どもとの関係はかなり良いのでしょうね。でも、彼と元妻は、子どものためにということを考慮しても一緒にいられないという結論に達したのだと思います。それは余程の覚悟になります。
そう考えると、めしあさんが彼と今後もずっと一緒に居続けられるかどうかは、元妻や子どものことは関係なく、あくまで“彼とめしあさんの関係”で考えるのが良いと思います。
彼がめしあさんと一緒にいたいと思ってくれるかどうか、それだけを考えましょう。余計な勘ぐりが過ぎて、パートナーに愛想をつかされることは珍しくありません。彼が子どもに会いに行くことをめしあさんがあまりよく思っていないことは、表面に出てしまいます。
私も若いころは、恋愛において相手に強く不安を感じたり嫉妬したりしやすかったので、めしあさんが気にならないようにするのが、すごく難しいということもわかります。でも、そればかり考えていると、どんどん深みにはまって嫌な自分になる気がするんですよね。それって、とても損だと思います。
自分も彼も居心地が良い関係を長く続けること。それを一番に考えて、自信をもってはいかがでしょうか。