アーチェリー男子団体、世界選手権「銅」でパリ五輪切符…古川高晴は6大会連続出場へ

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表彰台で銅メダルを手に笑みを浮かべる男子団体の(左から)古川、中西、斉藤=佐野司撮影
表彰台で銅メダルを手に笑みを浮かべる男子団体の(左から)古川、中西、斉藤=佐野司撮影

 【ベルリン=佐野司】アーチェリーの世界選手権は4日、ベルリンで行われ、五輪種目リカーブの男子団体で日本が銅メダルを獲得し、3位以内の国・地域に与えられるパリ五輪出場枠を獲得した。準決勝でトルコに敗れたが、3位決定戦でイタリアを6―2で下した。全日本連盟は今大会に出場した古川高晴(近大職)、斉藤史弥(日体大)、中西絢哉(シーアール物流)を五輪代表とする方針。38歳の古川は2004年アテネ五輪から6大会連続となる。

イタリアとの3位決定戦に臨む古川=佐野司撮影
イタリアとの3位決定戦に臨む古川=佐野司撮影

 夏季五輪での6大会連続出場は、1996年アトランタから2016年リオデジャネイロ大会まで代表入りした馬術の杉谷泰造と並び、日本勢の最多タイ記録。古川は、「自分は6回目だけど2人(斉藤、中西)は初出場なので、しっかりと引っ張っていきたい。パリまでの1年間でいいチームを作って金メダルを目指していきたい」と語った。

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