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日本のメダル18個で過去最多、主将の高木美帆が4個…冬季最年少・最年長のメダリストも誕生

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銀メダルを胸に笑顔を見せる日本代表のロコ・ソラーレ(20日)=早坂洋祐撮影
銀メダルを胸に笑顔を見せる日本代表のロコ・ソラーレ(20日)=早坂洋祐撮影

 北京オリンピックは最終日の20日、アイスホッケーの男子決勝でフィンランドがROC(ロシア・オリンピック委員会)を2―1で破り、メダルをかけた戦いはすべて終了した。同日のカーリング女子で日本のメダルは銀となり、スキー距離の女子30キロフリーでメダルが出なかったことから、日本のメダルは18個(金3、銀6、銅9)で確定した。

 冬季としては、金メダルの数は1998年長野大会の5個に及ばなかったが、総数では前回平昌大会の13個(金4、銀5、銅4)を上回り最多となった。フィギュアスケート団体の「銅」は、ROCの「金」に貢献したカミラ・ワリエワ(15)のドーピング問題により暫定扱いになっており、表彰式も行われていない。

 個人ではスピードスケート女子で高木美帆(27)(日体大職員)が1000メートルをオリンピック新記録で制するなど団体追い抜きの銀も含め4個のメダル(金1、銀3)を獲得する活躍で日本選手団主将の重責を果たした。前回平昌大会の金・銀・銅と合わせ通算7個で、柔道・谷亮子らの5個を抜き、夏冬を通じた日本女子の最多記録となった。

 日本選手団の最年少選手と最年長選手がメダルを獲得したのも話題に。15日に行われたスノーボード女子ビッグエア決勝で、村瀬 心椛ここも (17)(ムラサキスポーツ)が銅メダルを獲得し、冬季大会での日本女子最年少メダリストになった。従来は、2010年バンクーバー大会フィギュアスケート女子で銀メダルを獲得した浅田真央の19歳。

 20日のカーリング女子では日本代表、ロコ・ソラーレが銀メダルとなり、リザーブとしてチームを支えた石崎琴美(43)にも銀メダルが授与された。表彰式ではスキップの藤沢五月(30)からメダルをかけてもらい涙を見せた。こちらは、2014年ソチ大会でメダル2個を獲得したスキージャンプの葛西紀明(土屋ホーム)の41歳を上回り、冬季大会での日本人最年長メダリストになった。

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