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今夜混合団体
7日夜に行われる混合団体で優勝候補に挙げられるのが、5日の女子ノーマルヒル(NH)で2人が表彰台に上がったスロベニアだ。
ワールドカップ(W杯)個人で未勝利ながら、女子NHで金メダルをつかみ取ったのはウルシャ・ボガタイ。26歳でつかんだ初の主要国際大会のタイトルに、「なかなか現実のものと思えない。すごく幸せ」と感慨に浸った。21歳のニカ・クリジュナルが銅メダル、23歳のエマ・クリネツが5位に入るなど上位5人のうち3人をスロベニア勢が占め、その強さが証明された。
経験豊富なボガタイは、彼女たちにとって「ベストフレンド」(クリジュナル)であり、良き「姉」でもある。ボガタイは自身の金メダルで、「母国の少女たちにとって、ジャンプがもっと人気競技になってほしい」と語った。
北西部プラニツァに欧州有数の巨大なジャンプ台がそびえるスロベニアは、男子も強力だ。W杯シーズン最多勝記録(15勝)を持つペテル・プレブツ、今季W杯個人総合で5位につけるアンジェ・ラニシェクら有力選手がひしめく。
新種目の混合団体でも金メダルを獲得すれば、国内でのジャンプの人気がさらに盛り上がりそうだ。(岡田浩幸)