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北京オリンピックのアイスホッケー女子日本代表「スマイルジャパン」は3日、スウェーデンと1次リーグ初戦を戦った。大会に先立ち、国際アイスホッケー連盟は、ホームページ上に今大会出場国から「注目すべき25歳以下の新人女子10選手」を紹介する記事を掲載。そのなかに日本代表から志賀
記事を寄稿したのは、カナダを拠点にし、北米アイスホッケーリーグや世界選手権などで取材を重ねてきたルーカス・エイクロイド氏。記事では、アメリカやカナダといった強豪国とともに、今大会の出場国から10人の若手有望女子選手を選んだ。
志賀については「2021年に世界選手権が行われたカルガリーで、28本のシュートを放ち4ゴールを決めた」「当時のディフェンディングチャンピオンのアメリカから2得点を挙げ、歴史を作った」などと紹介したうえで、「最高の瞬間はまだ訪れていない」と結び、北京大会での活躍に期待を寄せた。
志賀は、北海道文教大(北海道恵庭市)に通う大学3年生。16歳でDFとして平昌大会の出場を目指したが、選外に。その後、日本代表の飯塚祐司監督から、小さいモーションでシュートを打てる能力を見込まれてFWへとコンバートし、才能が開花した。今大会は姉の葵(22)(トヨタシグナス)とともに「日本代表」の座を射止めた。
この日、志賀は葵と姉妹で試合開始から先発出場し、第3ピリオドには決勝点となる2点目を葵とともにアシストし、チームの勝利に大きく貢献した。今大会は「貪欲にゴールに向かい、チームの勝利に貢献できるように頑張る」との決意で臨んでいる。世界から注目を集める20歳が日本の救世主となるか。
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