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藤川球児さんの「解説ウマすぎ」と人気沸騰、「決勝戦もお願いします」

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 銀メダル以上を確定させた野球日本代表「侍ジャパン」で、選手への賛辞と同じぐらい盛り上がっているのが、準決勝での藤川球児さん(41)の名解説ぶりだ。投手としての経験を生かしたプレーの分析が「論理的で聞き応えがある」「わかりやすく、前向き」など絶賛ばかり。7日の決勝戦の解説者をSNS上で公募したら、藤川さん当確となりそうな勢いになっている。

侍ジャパン準決勝での解説が好評だった藤川球児さん(2020年9月の引退会見で)
侍ジャパン準決勝での解説が好評だった藤川球児さん(2020年9月の引退会見で)

 「藤川球児は、解説ウマすぎ! 野村克也に匹敵する 上手(うま) さです」

 4日の準決勝の韓国戦で、NHKの解説陣の一人だった藤川さんに、試合が始まった直後から、絶賛の声が相次いだ。

 魅力の一つは、理詰めでわかりやすい語り口。「論理的で聞き応えがある。クールさと熱さを合わせ持つ解説者ってあまりいない」「何でそこ投げたの?とか、何で今の見送ったの?とか、おかしいと思ったことを目から (うろこ) な解説してくれる」と、見ている人が知りたいことに答えてくれる姿勢が評価された。

 試合の展開が、藤川さんの話した通りになるという「予言力」に感嘆する人も。「藤川がストレートって予言したらほんまに予言通り当たるし、やっぱり賢いね」

 7日の決勝戦でも藤川さんの解説を望む声が渦巻いた。「コメントには説得力がある。決勝の試合の解説もお願いします」「解説が完璧すぎるし、決勝解説してくれないか?」

 こうした高評価は、指導力への期待にもなるようで、侍ジャパンの次期監督や阪神タイガースへの監督起用を望む声も投稿されていた。

 藤川さんは、1999年に高知商高からドラフト1位で阪神タイガースに入団。快速球を武器に、2005年にジェフ・ウィリアムス、久保田智之と救援陣トリオ「JFK」を形成、2年ぶりのリーグ優勝に貢献した。12年オフに米大リーグのカブスに移籍。15年、レンジャーズを自由契約になった後、独立リーグの四国アイランドリーグplusの高知を経て、16年に阪神へ復帰。昨年、22年間の現役生活を終えた。

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