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東京五輪・パラリンピック大会組織委員会は20日、文化プログラムの「東京2020 NIPPONフェスティバル」に出演予定だった絵本作家・のぶみさんについて、「SNSなどでお騒がせしている件について、ご迷惑をおかけしているため辞退されたいとの報告があった」などとし、出演辞退を受け入れたと明らかにした。前日に五輪とパラの開会式の楽曲制作を担当していた小山田圭吾さんが辞任したばかりで、2日連続で五輪行事の担当者が退く事態となった。
これまで多くの絵本を手掛けてきたのぶみさんは、自伝の中で、中学生の頃に腐った牛乳を担任教師に飲ませたり、専門学校時代に授業のやり方に腹を立て、「今度会ったら殺すぞ、テメェ!!」と女性教員を
また組織委の橋本聖子会長は同日の東京都内での記者会見で、小山田さんの辞任について、「責任は私にある。多くの心を痛めた方々におわびをしたい」と陳謝した。橋本氏は、小山田さんが過去の雑誌インタビューで自身が学生時代にいじめ行為を行ったと語ったことについて「しっかりとチェックをしていなかった。多様性と調和という、東京大会で発信していかないといけないコンセプトから外れている」とも述べた。