京都府警に「銀輪」小隊、電動キックスケーターや自転車の取り締まり強化

　自転車や電動キックスケーターを取り締まるため、京都府警交通機動隊内に設置した小隊「Ｂｉｃｙｃｌｅ　Ｅｎｆｏｒｃｅｍｅｎｔ　Ｕｎｉｔ（通称Ｂｅ―Ｕｎｉｔ）」の発足式が、京都市上京区の交通機動隊舎であった。

　取り締まりのほか、自転車でパトロールしながら手本となる運転を示し、交通マナーを周知する。

　発足式で奥野雅義・交通部長は、「模範的な運転で正しい交通マナーを府民に示してほしい」と訓示。小隊長の石原直紀警部補は「安全な交通秩序の実現に向けて街頭活動に努める」と決意を述べた。

　昨年、府内の自転車乗車中の事故は９４４件で、１９年ぶりに増加に転じた。今年も２月末時点で１３５件の事故が起こっており、府警は警戒を強めている。