「震度6弱」観測で気象庁「発生場所が地震計に極めて近かった」…地震計に問題ないか調査へ

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気象庁
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 石川県志賀町で6日夜、震度6弱を観測した地震について、気象庁の鎌谷紀子地震津波監視課長は7日午前1時半から記者会見し、「地震の発生場所が地震計に極めて近いため、震度6弱を観測した」などと述べた。ただ、周辺の観測データと志賀町の震度に開きがあることから、職員を派遣して、地震計に問題が生じていないか調査する考えを明らかにした。

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 同庁によると、震源は能登半島沖で、震源の深さは約5キロ、地震の規模を示すマグニチュードは4・3と推定される。同県七尾市や輪島市などで震度3を観測した。鎌谷氏は「揺れの計測時間は2~3秒と短かった。ある程度長くないと、揺れを感じるのは難しい」と語った。

 同庁は、6日午後11時21分に石川県能登地方で震度3を観測したと速報し、同36分に志賀町で震度6弱と発表した。鎌谷氏は「確認に時間がかかった」とし、志賀町の震度について「周りと比べて大きい震度で、少し通常とは違う」と述べた。

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4906267 0 社会 2024/01/07 02:58:00 2024/01/07 03:18:23 2024/01/07 03:18:23 https://www.yomiuri.co.jp/media/2024/01/20240107-OYT1I50018-T.jpg?type=thumbnail

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