買い取ったポケモンカード、光沢が不自然…警察がポケモン社に鑑定依頼し偽物と判明

　人気トレーディングカードゲーム「ポケモンカード」（ポケカ）の偽物を買い取り店に売却したとして、富山県警生活安全企画課と射水署は３日、射水市の会社役員の男（３４）を著作権法違反容疑で逮捕した。

　発表によると、男は３月２０日、ポケモン（東京）などが著作権を持つピカチュウが描かれたポケカ（約１０万円）など計５枚を同市内の中古品買い取り店に持ち込み、計約２８万円で売却した疑い。男は「偽物だとは知らなかった」と一部否認している。

　被害店舗によると、カードは光沢が不自然で厚みがあったため店頭販売せず、３月下旬に同署に相談した。同署がポケモン社にカードを送付して鑑定を依頼し、偽物と判明した。