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各地で相次いだ「闇バイト」に絡む強盗事件のうち、昨年5月に京都市で起きた事件に関与した疑いが強まったとして、警視庁は29日にも、フィリピンから今年2月に強制送還された今村
被害者に暴行を加えて死なせるなど凶悪な手口で社会に不安を与えた一連の強盗では、闇バイトで集まった実行役ら60人以上が逮捕されたが、指示役の逮捕は初めて。警視庁は今村被告が他の事件も指示した可能性があるとみて調べる。
捜査関係者によると、今村被告は仲間と共謀して昨年5月2日午後3時過ぎ、京都市中京区の腕時計買い取り店で、「ロレックス」の高級腕時計41点(約6900万円相当)を奪った疑いが持たれている。
京都府警は同7月、実行役2人を含む男女4人を強盗容疑で逮捕し、一連の事件の解明を目指す警視庁も捜査に加わった。被害品の運搬・換金役などを含め、逮捕者は計十数人に上り、大半が起訴された。
これまでの捜査で、盗品等運搬罪などで起訴された無職の宮沢優樹被告(22)が同5月11~13日、通信アプリ「テレグラム」を通じて「ルフィ」から指示され、被害品の一部を売却した金を含む約100万円を今村被告の銀行口座に送金していたことが確認された。
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