警察署に安置の遺体取り違え、別の遺族に引き渡し火葬…氏名など確認怠る

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 兵庫県警加古川署は6日、署に安置していた男性2人の遺体を取り違え、1人の遺体を別の遺族に引き渡したと発表した。火葬後に間違いが判明。同署は双方の遺族に謝罪した。

兵庫県警加古川署
兵庫県警加古川署

 同署によると、霊安室の上下2段構造の冷蔵庫に69歳と66歳の男性の遺体が安置されていた。2人は同じ名字で、3月29日に66歳の男性の遺族と葬儀業者らが引き取りに訪れた際、署員が誤って69歳の男性の遺体を引き渡した。

 今月6日、署員が取り違えに気づいたという。遺体はいずれも自宅で見つかり、変死体として調べたが、事件性はないと判断された。

 遺体が納められた袋には氏名が記載されているが、署員は確認を怠っていた。同署の吉野雅俊副署長は「ご遺族に心痛を与え、申し訳ない。再発防止を徹底する」とコメントした。

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3980722 0 社会 2023/04/06 23:57:00 2023/04/07 13:43:42 2023/04/07 13:43:42 https://www.yomiuri.co.jp/media/2023/04/20230406-OYT1I50194-T.jpg?type=thumbnail

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