川越立てこもり男、包丁も所持…女性店員のいる部屋にはカッターナイフで押し入る

スクラップは会員限定です

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

 埼玉県川越市のインターネットカフェで21日夜に起きた人質立てこもり事件で、逮捕監禁容疑で県警に現行犯逮捕された住居・職業不詳の長久保浩二容疑者(42)の所持品から包丁が見つかっていたことがわかった。長久保容疑者は事件前、別のネットカフェを転々としていて、県警は包丁を所持していた目的や入手経路を調べている。

身柄を確保された長久保浩二容疑者(22日午前3時26分、埼玉県川越市で)=松本拓也撮影
身柄を確保された長久保浩二容疑者(22日午前3時26分、埼玉県川越市で)=松本拓也撮影

 捜査関係者によると、包丁は長久保容疑者が利用していた店内の個室から見つかった。また、店内の防犯カメラ映像には、長久保容疑者が隣室を掃除するアルバイトの20歳代女性を通路で確認し、その場を一度離れた後にカッターナイフを持って隣室に押し入る様子が映っていた。

 発表によると、長久保容疑者は21日午後10時~22日午前3時15分頃、同市脇田新町の「快活CLUB川越脇田新町店」で、鍵付きの個室に女性を監禁した疑い。所持金は数百円足らずで「人生に嫌気が差した」などとも供述していることから、県警は自暴自棄になっていたとみている。県警は23日、女性に軽い外傷があったとして容疑を逮捕監禁致傷に切り替え、長久保容疑者をさいたま地検に送検した。

スクラップは会員限定です

使い方
「社会」の最新記事一覧
記事に関する報告
3108962 0 社会 2022/06/24 05:00:00 2022/06/24 05:28:02 2022/06/24 05:28:02 https://www.yomiuri.co.jp/media/2022/06/20220623-OYT1I50198-T.jpg?type=thumbnail

主要ニュース

セレクション

読売新聞購読申し込みキャンペーン

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)