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1日午前9時45分頃、石川県加賀市篠原町の大聖寺署篠原駐在所内で、同署地域課の男性巡査長(24)が頭から血を流して倒れているのを署員が見つけた。巡査長は約1時間半後、搬送先の病院で死亡が確認された。遺書とみられるものが残されており、県警は巡査長が拳銃で自殺を図ったとみて調べている。
発表によると、駐在所内の住居部分の和室で拳銃と遺書が見つかった。現場に争ったような形跡はなく、遺体の状況から発射されたのは1発とみられる。拳銃は、使用時以外は駐在所の保管庫で管理していた。
巡査長は2020年に警察学校を卒業後、同署の地域警察官として勤務しており、今年3月28日に駐在所で単独勤務を始めた。この日は午前9時から同署で業務にあたる予定だったが現れなかったため、署員らが安否確認に向かった。上司にトラブルなどの相談はなかったという。
県警警務課の谷本憲正次席は「誠に遺憾。今後、事実関係を明らかにし、再発防止に努める」と述べた。
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