春の闇夜、炎の輪浮かぶ…熊本の火振り神事

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 熊本地震で被災した熊本県阿蘇市の阿蘇神社に伝わる「火振り神事」が13日夜、境内で行われた。氏子がカヤの束に火をつけて勢いよく振り回すと、炎の輪が闇夜に浮かび上がった=写真、2秒露光、中嶋基樹撮影=。

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 国指定重要無形民俗文化財「阿蘇の農耕祭事」の一つ。農業の神・国龍神くにたつのかみの婚礼を祝い、住民がたいまつの火で姫神を歓迎したのが起源とされる。

 神社は2016年4月の熊本地震で、国指定重要文化財の楼門が倒壊するなどした。この5年間で復旧が進み、6月に拝殿の作業が終わるほか、楼門は23年末の完了を目指している。

 阿蘇惟邑これくに宮司(32)は「新型コロナウイルスで大変な時期が続くが、地域の希望となるよう復旧を進めていきたい」と話した。

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1909578 0 社会 2021/03/14 08:58:00 2021/03/14 08:58:00 2021/03/14 08:58:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/03/20210314-OYT1I50020-T.jpg?type=thumbnail

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