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大分県別府市を舞台にした短編映画の5作目「喝采は聞こえない」の制作記者会見が17日、市内で開かれた。監督を務めたお笑いコンビ・チュートリアルの徳井義実さんは「別府のみなさんが協力的で温かかった」と撮影を振り返った。
短編映画は▽別府市で撮影▽30分程度▽地元の温泉を入れる――などが条件となっている。徳井さんは自身のユーチューブチャンネルを開設し、自ら企画、撮影、編集を行っている。これまでにも監督経験があり、短編映画の実行委員会が2020年にオファーしていた。
今回の「喝采は聞こえない」は、別府の劇団で活動している女優の話。彼女の人生が切り替わる瞬間にスポットを当てた作品になるという。徳井さんは今回、監督以外に脚本や撮影なども担当。今月13~17日に撮影を行い、今年中の完成を目指している。
この日の記者会見で、徳井さんは「東京から離れて、映画をみんなでつくることだけに集中できて楽しかった」と語った。