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藤沢市の新江ノ島水族館で飼育されていた雌のゴマフアザラシ「
ゴマフアザラシはオホーツク海などに生息し、冬は北海道沿岸まで南下する。ごま模様の斑点が特徴的で体長1メートル70、体重100キロほどに成長し、平均寿命は30~35年という。
天洋1は、1976年3月28日、母親の天洋と父親のオタルの間に生まれた。穏やかな性格で親しまれたが、白内障を発症したこともあり、2004年以降はバックヤードツアーなどでの登場にとどまっていた。飼育員の島森麻衣さん(39)によると、最近は目が見えないもののホースで水遊びするのが好きだったといい、「こんな日が来ると思っていなかったが、飼育を通して自分を成長させてもらえた」としみじみと語った。
公式ツイッターには、ファンらから「ゆっくり休んで」「天国に行ってもお元気で」など多くのコメントが寄せられている。