大阪・羽曳野市の小学校、担任を「月替わり」制に…児童が悩み事を相談しやすい態勢目指す

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 大阪府羽曳野市の市立 埴生はにふ 南小は4月から、6年生3学級の担任を4人の教員で受け持つ「学年(チーム)担任制」を導入する。府内の小学校では初の試みで、担任を固定せず月替わりでローテーションし、児童が悩み事などを相談しやすい態勢にすることを目指す。

 市教育委員会によると、毎月、担任を持たない1人は学年全体をサポートする。同時に教科担任制も導入し、担当する教科を減らすことで教員の負担を軽減し、授業の質の向上も図る。

 学年担任制は、小学校では神戸市などで導入され、府内では公立中学校で実施例があるという。効果が確認できれば、他の学年や羽曳野市内の他の小学校での実施も検討する。

 市教委は「児童が複数の教員と関わることで、相性の良い教員に相談できる安心感が生まれる。いじめや不登校を減らすことにつなげたい」としている。

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