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秋篠宮家の眞子さま(29)と小室圭さん(29)が26日に結婚されることになった。結婚後の経済的な生活基盤の整備や、金銭トラブルへの対応などの課題に向き合い、大学時代から10年越しの恋が結実する。(社会部 鈴木貴暁、小野沢記秀)
思いは不変 課題に向き合い
出会い
眞子さまが小室さんと出会われたのは、東京都三鷹市の国際基督教大学(ICU)1年生の頃だった。最初は、すれ違うと軽くあいさつする程度だったが、3年生の2012年、留学予定者向けの説明会で席が前後になったことをきっかけに、交際に発展した。
週末に映画館や美術館を巡ったり、横浜市の「みなとみらい」を散策したりとデートを重ねられた。互いに交際当初から結婚を意識されていたという。
プロポーズは、眞子さまが英エディンバラ大の短期留学から帰国後の13年12月。都内で食事した後、小室さんが「将来結婚しましょう」と申し込み、眞子さまはその場で受けられた。眞子さまは婚約内定時の記者会見で「誠にうれしく思いました」と振り返られた。
眞子さまは14年9月から約1年間、今度は英レスター大大学院に留学し、博物館学を研究。当時、三菱東京UFJ銀行に勤務していた小室さんは、大型連休中に眞子さまの元を訪れるなど遠距離交際を続けた。
祝福ムード一転
宮内庁は17年9月3日、お二人の婚約内定を発表した。同日行われた記者会見で、眞子さまは小室さんを「太陽のような明るい笑顔」、小室さんは眞子さまを「月のように静かに見守ってくださる存在」と語った。2か月後には、結婚式までの日程が公表された。
祝福ムードが一転したのは、その年の12月。小室さんの母と元婚約者の男性との間の金銭トラブルが週刊誌などで報じられ、関連報道が相次いだ。翌18年2月、お二人は「
3年ぶり再会へ
小室さんは18年夏、米国の弁護士資格取得のため渡米。お二人は再び遠距離交際となった。
眞子さまは、一連の即位儀式に参列し、ブラジルやペルーなどを公式訪問するなど女性皇族の務めを果たされてきた。最後の即位関連儀式である「
小室さんは今年5月、米ニューヨーク州のフォーダム大ロースクールを修了。在学中には、クラウドファンディングの法制度を研究した論文を執筆し、法律専門誌のコンペで受賞したことも。7月には同州の弁護士試験を受験。合否は12月中旬までに判明するが、すでに現地の法律事務所に助手として勤務している。
小室さんは9月27日に帰国した。コロナ対策で14日間の待機を経て、お二人は約3年ぶりに再会される。