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囲碁の第48期棋聖戦(読売新聞社主催、特別協賛・サントリーホールディングス)の挑戦者決定トーナメントが23日、東京都の日本棋院で行われ、Sリーグ準優勝の許家元九段(25)がAリーグ優勝の余正麒八段(28)に290手までで先番2目半勝ちした。
許九段は30日、Sリーグ優勝の井山裕太王座(34)と決勝三番勝負第1局で対戦する。決勝三番勝負は、Sリーグ優勝の井山王座に1勝のアドバンテージがある。
対局後、許九段は「右下でかなり損をして、一時は少し負けていたはず。上辺に地がついて、少し優勢になったと思った。井山さんは充実していて厳しい戦いになると思うが、(決勝三番勝負では)いいパフォーマンスを出せるよう頑張りたい」と語り、余八段は「今日は残念な結果になってしまったが、来期はSリーグで頑張りたい」と語った。