藤井竜王、天童の人間将棋に参戦…「今年が最後のチャンス」と市長が掛け合う

スクラップは会員限定です

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

藤井竜王
藤井竜王

 将棋駒の産地として知られる山形県天童市で毎年春に開催されてきた伝統行事「人間将棋」に、史上初の「10代五冠」を達成した藤井聡太竜王(19)が対局者として登場する。新型コロナウイルス感染拡大の影響で昨年、一昨年は中止されており、3年ぶりの復活に花を添える。

藤井聡太竜王が八冠陥落の瀬戸際、叡王戦第3局に敗れ「カド番」…伊藤匠七段が奪取に王手
2018年の「人間将棋」(山形県天童市で)
2018年の「人間将棋」(山形県天童市で)

 将棋駒に見立てた人を動かして対局する人間将棋は、桜の時期に行われる天童の春の風物詩。 甲冑かっちゅう 姿の地元高校生らが将棋駒役となり、棋士の指示に従って縦約17メートル、横約14メートルの巨大な盤上を動き回る。今年は4月16、17日に行われ、プロ棋士5人が参加する。藤井竜王も甲冑姿となって佐々木大地六段(26)と17日に対戦し、対局前のトークショーも行う。

 日程上、対局者は「名人戦挑戦権に該当しない棋士」を選ぶとされる。藤井竜王は名人への挑戦権を争う順位戦で昇級を重ねており、今年が最後のチャンスとみて、市長が日本将棋連盟に掛け合って実現した。

藤井聡太竜王に関する最新ニュースはこちら
スクラップは会員限定です

使い方
「囲碁・将棋」の最新記事一覧
記事に関する報告
2822180 0 囲碁・将棋 2022/03/09 13:35:00 2022/05/19 16:47:52 https://www.yomiuri.co.jp/media/2022/03/20220309-OYT1I50088-T.jpg?type=thumbnail

主要ニュース

セレクション

読売新聞購読申し込みキャンペーン

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)