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公明党は東京都議選で、不安視された8回連続の全員当選を果たした。党内からは
公明の山口代表は5日未明、23人全員の当選を受け「奇跡的とも思える結果だ」と記者団に相好を崩した。西田実仁選挙対策委員長も一夜明けた5日、「衆院選への大きな弾みになる」との認識を示した。
事前の情勢調査では3人区を中心に劣勢が伝えられていたが、いずれも3人区の豊島区と中野区で自民候補に競り勝ち、3番目に滑り込んだ。公明幹部は「自民が勢いを維持していれば、複数の議席を落としていた」と複雑な心境をのぞかせた。