恵方巻き商戦、消費「二極化」に対応…1万円超のセットや端材を具にした「もったいない」商品も

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 2月3日の節分を前に、恵方巻き商戦が本格化している。手頃な価格帯から豪華な食材を使った高額の商品まであり、物価高を背景とした消費の二極化にも対応している。

 イトーヨーカドーの「よくばり五種の恵方巻セット」(税込み2268円)は、マグロやサーモン、牛肉のしぐれ煮などを使った恵方巻きのセットで、1本の長さを通常の3分の1にして食べやすくしている。「色々な種類を少しずつ食べたいというニーズを反映した」(担当者)。

 イオンリテールはパーティー需要を見込み、予約商品を30品そろえる。5種類の巻き 寿司ずし の上にマグロやズワイガニなどを盛りつけたセットなど、税込み1万円を超える商品にも力を入れる。

 恵方巻きは節分を過ぎると多くが廃棄処分されるため、食品ロスの削減も課題となっている。ローソンの「もったいない穴子刻み恵方巻」(同430円)は、カットした際に端材になる穴子を刻んで具にした。首都圏店舗での受け取りに限定されるが、他の商品の半額程度に抑えた。イオンリテールはAI(人工知能)を活用して来店客を予測し、作る本数を調整するという。

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4957317 0 経済 2024/01/23 01:01:00 2024/01/23 01:01:00 2024/01/23 01:01:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2024/01/20240123-OYT1I50013-T.jpg?type=thumbnail

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