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カスタムカーの展示会「東京オートサロン」が12日、千葉市の幕張メッセで開幕した。展示台数は約890台と前回2023年から100台以上増え、自動車大手によるモータースポーツで培った技術などを投入した電気自動車(EV)の出展も目立った。
一般公開は14日までとなる。12日には、日産自動車がスポーツ用多目的車(SUV)のEV「アリア」の走行性能を高めた「アリア ニスモ」を発表した。トヨタ自動車は、高級車ブランド「レクサス」のEV専用モデル「RZ」の特別仕様車を公開。航空機で使われる空力技術を応用したエアロパーツを使い、走りの楽しさを追求したという。
海外勢では、韓国のヒョンデ(現代自動車)が初めて出展し、日本で今年発売する予定のスポーツ仕様のEV「アイオニック5N」を披露した。
いすゞ自動車のグループ会社は、荷台にテントを張った小型トラックを出展。キャンプなどアウトドアでの商用車の利用をアピールしていた。