国内最大級の日清製粉鶴見工場、電力を再生可能エネルギー由来に…国内小麦粉の10分の1生産

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 日清製粉グループは25日、日清製粉の鶴見工場(神奈川県)で使う電力を11月から、実質的にすべて再生可能エネルギー由来に切り替えると発表した。同工場は日本で消費される小麦粉の約10分の1を生産する日本最大規模の製粉工場で、グループの脱炭素の取り組みを加速させる狙いがある。

日清製粉
日清製粉

 具体的には、PPA(電力購入契約)と呼ばれる電力供給の手法を活用し、電力小売りの「丸紅新電力」が遠隔地から調達する太陽光発電由来の電力を買い取る。1年後までにPPAによる調達を同工場が使用する電力の2割強まで増やす。

 賄いきれない分は、購入するだけで二酸化炭素(CO2)の排出量を削減したとみなされる「非化石証書」付きの電力を購入する。CO2の排出削減量は年間で約2万7000トン強になる見込みで、日清製粉全体の約15%にあたるという。

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4675731 0 経済 2023/10/25 18:28:00 2023/10/25 18:28:00 2023/10/25 18:28:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2023/10/20231025-OYT1I50125-T.jpg?type=thumbnail

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