名古屋名物「納屋橋まんじゅう」、唯一の店が販売中止に

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 名古屋土産の定番「納屋橋まんじゅう」で知られる名古屋市中区の老舗和菓子店「納屋橋 饅頭まんじゅう 万松庵」は、10日を最後に、製造・販売を中止するとホームページなどで公表した。1977年の建設で、老朽化した工場の取り壊しが理由で、再開時期は未定だ。

「納屋橋饅頭万松庵」が製造販売する「納屋橋まんじゅう」
「納屋橋饅頭万松庵」が製造販売する「納屋橋まんじゅう」

 納屋橋饅頭万松庵は、1919年(大正8年)に納屋橋饅頭本店からののれん分けで開業。あんを薄皮で包んで蒸し上げた酒まんじゅう「納屋橋まんじゅう」は、土産物店などで販売されている。

 本店は2016年に休業し、のれん分けした別の店、平田町分店も営業を取りやめている。納屋橋まんじゅうを製造しているのは現在、万松庵だけになっていた。来店した名古屋市の会社員男性(61)は「名古屋の銘菓なので、いずれは復活してほしい」と話していた。

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2659234 0 経済 2022/01/08 21:53:00 2022/01/08 21:53:00 2022/01/08 21:53:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2022/01/20220108-OYT1I50095-T.jpg?type=thumbnail

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