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愛知県は11日、ジブリパークがある愛・地球博記念公園(長久手市)で来年3月から、スタジオジブリの作品「となりのトトロ」に登場するネコバスをイメージした車両を運行すると発表した。
トヨタの電動車両「APM」を活用し、デザインはスタジオジブリが監修した。運転手含め定員6人。車いすでも利用可能で、最高時速は19キロ・メートル。トヨタの山本圭司・シニアフェローによると、無機質な車両に「生き物感」を出すため、つや消しの塗装や座席の柔らかさなど細部までこだわったという。建設中の「魔女の谷」エリアの開業に合わせ、管理用の外周通路を5台が運行する計画だ。
スタジオジブリの宮崎吾朗さんは、デザインを見て「いいじゃないか」と喜んだ父の駿さんに、乗車券のイラストを依頼したことを明かした。乗車料金などの詳細は今後検討する。