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俳優の黒柳徹子さん（９０）が自身の子ども時代を描いた「窓ぎわのトットちゃん」（講談社）が、ギネス世界記録「最も多く発行された単一著者による自叙伝」に認定された。記録対象部数は２５１１万３８６２部（全世界累計、９月末時点）にのぼる。
１９８１年に発売された同書は、黒柳さんが通った学校「トモエ学園」での思い出をつづった自伝。続編「続 窓ぎわのトットちゃん」（同）が今年１０月に刊行され、アニメーション映画「窓ぎわのトットちゃん」も今月から公開されている。
１４日に認定証を贈られた黒柳さんは、「子どもの時のことを書いておきたいと純粋な気持ちで書きはじめた本で、認定を心からうれしく思います。子どもや若い方に読んでいただいて、優しい気持ちになり、自由なものの考え方をしてもいいんだと思ってもらえたら」と喜んでいる。
