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ザ・ドリフターズのメンバーで、俳優としても活躍した、仲本工事(なかもと・こうじ、本名・興喜=こうき)さんが19日、急性硬膜下血腫で死去した。81歳だった。
18日に横浜市内で交通事故に遭い、頭部に重傷を負って病院に運ばれていた。
東京出身。学習院大時代からライブ活動を続ける中で高木ブーさんと知り合い、その推薦で1960年代半ばに、いかりや長介さんをリーダーとするザ・ドリフターズに加入した。
当初はバンド活動が中心だったが、69年に始まったTBS系「8時だョ!全員集合」がメンバーらによるコントで高視聴率番組となってからは、笑いの中心だった加藤茶さんらを引き立てる役回りを器用にこなした。自身も学生時代に体操部に所属した経験を生かした「体操コーナー」で人気を集めた。
85年に「全員集合」終了した後は、俳優としても活躍。テレビ朝日系「遠山の金さん」などに出演した。