内海桂子さん死去、好江さんと名コンビ…ウンナン・ナイツ育てる

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インタビューを受ける漫才師の内海桂子さん(2018年12月、読売新聞東京本社で)
インタビューを受ける漫才師の内海桂子さん(2018年12月、読売新聞東京本社で)

 漫才コンビ「内海桂子・好江」で知られた東京漫才の第一人者、内海桂子(うつみ・けいこ、本名・安藤良子=あんどう・よしこ)さんが22日、多臓器不全のため死去した。97歳だった。告別式は近親者で済ませた。

 千葉・銚子生まれで、東京・浅草育ち。1938年に漫才を始め、50年、好江さんとコンビを結成。小気味良いしゃべりの間に三味線、歌もはさんだ、にぎやかな庶民派漫才で人気者になった。97年に好江さんが亡くなった後は一人で舞台に立った。後進の育成にも熱心でウッチャンナンチャン、ナイツを育てた。

 99年に24歳年下のマネジャー成田常也さんと結婚。成田さんが代筆して毎日のように更新したツイッターも近年、話題だった。4月14日の最後の投稿では、コロナ禍で近所の店の相次ぐ休業について「本当にどうやって暮らしを立てていくのだろう」と憂えていた。

 近年は乳がんや骨折、肺炎など複数のけがや病気と闘っていたが、今年1月には浅草の演芸場の舞台に立っていた。89年に紫綬褒章、95年に勲四等宝冠章。漫才協会の会長、名誉会長を歴任。

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1438131 0 エンタメ・文化 2020/08/28 07:18:00 2020/08/28 12:50:37 2020/08/28 12:50:37 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/08/20200828-OYT1I50026-T.jpg?type=thumbnail

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