カンテレ扇町スクエア(旧 キッズプラザ大阪 /関西テレビ放送本社)は大阪の新しいシンボルとなり、次代を担う子供たちが遊びやさまざまな体験を通じて学べる遊体験的学習施設「キッズプラザ」を中核に、飲食・物販施設「キッズモール」および活気溢れる放送メディアの「関西テレビ」からなる複合施設である。施設計画は扇町公園の自然やオープンスペースがもたらす「ゆとり・うるおい」と北区総合庁舎および地域周辺との有機的融合を図っている。 「関西テレビ本社」においては、地域の情報発信拠点として地域密着型の開かれた放送局を目指し、技術的には高層化に伴う地上30mの本格的スタジオの実現や、災害に強い放送局づくりなど、21世紀に向かっての基盤づくりと番組制作能力の強化を目的として、より合理的で柔軟な放送局の実現を図った。