魅力ある庄内地域づくりに向け連携協定 荘内銀と地元高等学術機関、4者が締結

2023/11/8 08:40
協定書を掲げる(左から)村山秀樹学部長、神田直弥学長、太田道也校長、松田正彦頭取=鶴岡市・荘内銀行本店

 庄内地方にある三つの高等学術機関と荘内銀行(鶴岡市、松田正彦頭取)は7日、魅力ある庄内地域づくりに向けた連携協定を締結した。4者が人材育成や空き家・空き店舗の活用、若者定住、創業支援などに連携して取り組む。

 学術機関は▽山形大農学部(鶴岡市、村山秀樹学部長)▽東北公益文科大(酒田市、神田直弥学長)▽鶴岡工業高等専門学校(鶴岡市、太田道也校長)。同行に連携推進事務局を置き、まずは学生同士や地元経営者との交流事業などの開催を検討する。

 鶴岡市の同行本店で締結式が行われた。松田頭取は同行と3学術機関がそれぞれ連携協定を結んでいることを紹介し「4者連携に発展させることで取り組みを加速し、力強くできる」と趣旨を説明。村山学部長は「3校で総合大学を形成し、学生の交流を深めたい」、神田学長は「企業とも一緒に教育ができることを期待している」、太田校長は「イノベーションを起こすような学生を育てていきたい」と目標などについて述べた。

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