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トヨタが誇るミドルサイズミニバンのベストセラー

【徹底解説】新型トヨタ・ノア/ヴォクシー 2022.06.03 ニューモデルSHOWCASE 佐野 弘宗 トヨタが誇るミドルサイズミニバンのベストセラー「ノア/ヴォクシー」が新型にフルモデルチェンジ。豊富なラインナップのなかからどんな仕様を選べばよいのか? 装備や燃費、価格、グレードごとの特徴などの視点から、“間違いのないノアヴォク選び”を解説する。

今も昔も愛される双子の箱型ミニバン

トヨタ・ノア/ヴォクシー(以下、ノアヴォク)のような“ミドルクラス・ワンボックス型ミニバン”は、日本市場に特化したジャンル……という意味で、今や軽自動車とならんで貴重な存在である。実際、ノアヴォクも香港などに少量輸出されるものの、実質的には国内市場だけを見て企画開発されている。

それまでの、商用キャブオーバーの車体を流用した「タウンエースノア/ライトエースノア」から一転、FFプラットフォームを土台とした乗用専用ミニバンとして生まれ変わったのが2001年のことである。このときに、ノアの車名を受け継いだのはカローラ店向け(=旧タウンエースノア)の後継機種のみで、若者向けの商品ラインナップを売りとしていたネッツ店向け(=旧ライトエースノア)のそれは、ヴォクシーを名乗ることとなった。

両車はエクステリアデザインも差別化され、どちらかといえばノアはスタンダードなファミリー向け、ヴォクシーはより押し出しの強いデザインの若者向け……という戦略がとられた。さらに昨年(2021年)まで生産販売されていた3代目では、トヨタ店/トヨペット店向けの「エスクァイア」も追加された。

この2022年1月にフルモデルチェンジとなった新型ノアヴォクは、FF化されてから通算4代目のモデルとなる。現在のトヨタの国内販売は「全販売店で全車種取りあつかい」に移行しており、以前のように、販売店ごとにデザインの違う兄弟車を用意する意味は薄れた。それもあってか、エスクァイアは1代かぎりで廃止となってしまったが、ノアとヴォクシーの名は新型でも健在である。「ノアとヴォクシーはおのおののキャラクターを含めて市場に認知されている」というのがその理由で、デザインの方向性も従来の正常進化といっていい。そして今では、ノアもヴォクシーも販売店の制約なく、どのお店でも購入可能となっている。

2022年1月に発表された新型「ノア」(左)と「ヴォクシー」(右)。トヨタミニバン製品群の中核を担う、ミドルクラスの箱型ミニバンだ。
2022年1月に発表された新型「ノア」(左)と「ヴォクシー」(右)。トヨタミニバン製品群の中核を担う、ミドルクラスの箱型ミニバンだ。拡大
「ヴォクシー ハイブリッドS-Z」のリアビュー。今回のモデルチェンジで、もう1車種の兄弟車「エスクァイア」は廃止となった。
「ヴォクシー ハイブリッドS-Z」のリアビュー。今回のモデルチェンジで、もう1車種の兄弟車「エスクァイア」は廃止となった。拡大
フロントマスクなどで差異化が図られている「ノア/ヴォクシー」のエクステリアに対し、インテリアについては両車でほとんど違いはない。写真は「ノア ハイブリッドS-Z」のインストゥルメントパネルまわり。(写真:向後一宏)
フロントマスクなどで差異化が図られている「ノア/ヴォクシー」のエクステリアに対し、インテリアについては両車でほとんど違いはない。写真は「ノア ハイブリッドS-Z」のインストゥルメントパネルまわり。(写真:向後一宏)拡大
顔全体がグリルとなったかのような「ヴォクシー」のフロントマスク。かつては「ノア」はカローラ店、ヴォクシーはネッツ店で販売されていたが、新型では、いずれもすべての販売店で購入が可能となっている。(写真:向後一宏)
顔全体がグリルとなったかのような「ヴォクシー」のフロントマスク。かつては「ノア」はカローラ店、ヴォクシーはネッツ店で販売されていたが、新型では、いずれもすべての販売店で購入が可能となっている。(写真:向後一宏)拡大
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【ラインナップ】
「ノア」と「ヴォクシー」で異なるグレード構成

新型ノアとヴォクシーではグレード構成は同じではなく、ノアのほうが充実している。ノアに用意されるグレードは「X」「G」「Z」「S-G」「S-Z」の5種類。そのうち「S-G」と「S-Z」はいわゆる“エアロ系”のグレードで、「X」「G」「Z」といった標準系グレードとはフロントフェイスを筆頭にホイール、リアバンパー、サイドガードなどのデザインが異なる。

もっとも安価な「X」は、アルミホイールや本革巻きステアリングホイールが省かれるベーシックグレードとなる。新型ノアヴォクは予防安全・先進運転支援システム(ADAS)がもっとも充実したトヨタ車でもあるが、「X」については「ブラインドスポットモニター+安心降車アシスト」や「アドバンストパーク+パーキングサポートブレーキ(周辺静止物)」「緊急操舵支援+フロントクロストラフィックアラート+レーンチェンジアシスト」「パーキングサポート(後方接近車両)」「パノラミックビューモニター(床下透過表示機能付)+パーキングサポートブレーキ(後方歩行者)」といった機能が装着不可。この点は家族を乗せるファーストカーとしてノアヴォクを検討中の向きは要注意だ。

対するヴォクシーに用意されるグレードは、ノアではエアロ系にあたる「S-G」と「S-Z」のみ。フロントフェイスのデザインも1種類となる。

パワートレイン/ドライブトレインの種類は2リッターガソリンエンジンのFFと4WD、ハイブリッドのFFと4WDの全4種類。いずれも全グレードで選択可能だが、7人乗りと8人乗りのシートレイアウトについては、グレードによって選べないものもある。具体的には、Z系/S-Z系のグレードや「ハイブリッド+4WD」といった高額モデルは、7人乗りのみとなる。

【主要諸元】

グレード名   ノアX ノアX ノアX ノアX ノアG ノアG ノアG ノアG ノアZ ノアZ ノアS-G ノアS-G ノアS-G ノアS-G ノアS-Z ノアS-Z ノア
ハイブリッドX
ノア
ハイブリッドX
ノア
ハイブリッドX
E-Four
ノア
ハイブリッドG
ノア
ハイブリッドG
ノア
ハイブリッドG
E-Four
ノア
ハイブリッドZ
ノア
ハイブリッドZ
E-Four
ノア
ハイブリッドS-G
ノア
ハイブリッドS-G
ノア
ハイブリッドS-G
E-Four
ノア
ハイブリッドS-Z
ノア
ハイブリッドS-Z
E-Four
ヴォクシーS-G ヴォクシーS-G ヴォクシーS-G ヴォクシーS-G ヴォクシーS-Z ヴォクシーS-Z ヴォクシー
ハイブリッドS-G
ヴォクシー
ハイブリッドS-G
ヴォクシー
ハイブリッドS-G
E-Four
ヴォクシー
ハイブリッドS-Z
ヴォクシー
ハイブリッドS-Z
E-Four
基本情報 新車価格 267万円 267万円 286万8000円 286万8000円 297万円 297万円 316万8000円 316万8000円 324万円 343万8000円 304万円 304万円 323万8000円 323万8000円 332万円 351万8000円 305万円 305万円 327万円 332万円 332万円 354万円 359万円 381万円 339万円 339万円 361万円 367万円 389万円 309万円 309万円 328万8000円 328万8000円 339万円 358万8000円 344万円 344万円 366万円 374万円 396万円
駆動方式 FF FF 4WD 4WD FF FF 4WD 4WD FF 4WD FF FF 4WD 4WD FF 4WD FF FF 4WD FF FF 4WD FF 4WD FF FF 4WD FF 4WD FF FF 4WD 4WD FF 4WD FF FF 4WD FF 4WD
動力分類 エンジン エンジン エンジン エンジン エンジン エンジン エンジン エンジン エンジン エンジン エンジン エンジン エンジン エンジン エンジン エンジン ハイブリッド ハイブリッド ハイブリッド ハイブリッド ハイブリッド ハイブリッド ハイブリッド ハイブリッド ハイブリッド ハイブリッド ハイブリッド ハイブリッド ハイブリッド エンジン エンジン エンジン エンジン エンジン エンジン ハイブリッド ハイブリッド ハイブリッド ハイブリッド ハイブリッド
トランスミッション CVT CVT CVT CVT CVT CVT CVT CVT CVT CVT CVT CVT CVT CVT CVT CVT CVT CVT CVT CVT CVT CVT CVT CVT CVT CVT CVT CVT CVT CVT CVT CVT CVT CVT CVT CVT CVT CVT CVT CVT
乗車定員 7名 8名 7名 8名 7名 8名 7名 8名 7名 7名 7名 8名 7名 8名 7名 7名 7名 8名 8名 7名 8名 7名 7名 7名 7名 8名 7名 7名 7名 7名 8名 7名 8名 7名 7名 7名 8名 7名 7名 7名
WLTCモード燃費(km/リッター) 15.1 15.1 14.4 14.4 15.1 15.1 14.3 14.3 15.0 14.3 15.0 15.0 14.3 14.3 15.0 14.3 23.4 23.4 22.0 23.2 23.2 22.0 23.0 22.0 23.0 23.0 22.0 23.0 22.0 15.0 15.0 14.3 14.3 15.0 14.3 23.0 23.0 22.0 23.0 22.0
最小回転半径 5.5m 5.5m 5.5m 5.5m 5.5m 5.5m 5.5m 5.5m 5.5m 5.5m 5.5m 5.5m 5.5m 5.5m 5.5m 5.5m 5.5m 5.5m 5.5m 5.5m 5.5m 5.5m 5.5m 5.5m 5.5m 5.5m 5.5m 5.5m 5.5m 5.5m 5.5m 5.5m 5.5m 5.5m 5.5m 5.5m 5.5m 5.5m 5.5m 5.5m
エンジン 形式 直列4気筒DOHC 直列4気筒DOHC 直列4気筒DOHC 直列4気筒DOHC 直列4気筒DOHC 直列4気筒DOHC 直列4気筒DOHC 直列4気筒DOHC 直列4気筒DOHC 直列4気筒DOHC 直列4気筒DOHC 直列4気筒DOHC 直列4気筒DOHC 直列4気筒DOHC 直列4気筒DOHC 直列4気筒DOHC 直列4気筒DOHC 直列4気筒DOHC 直列4気筒DOHC 直列4気筒DOHC 直列4気筒DOHC 直列4気筒DOHC 直列4気筒DOHC 直列4気筒DOHC 直列4気筒DOHC 直列4気筒DOHC 直列4気筒DOHC 直列4気筒DOHC 直列4気筒DOHC 直列4気筒DOHC 直列4気筒DOHC 直列4気筒DOHC 直列4気筒DOHC 直列4気筒DOHC 直列4気筒DOHC 直列4気筒DOHC 直列4気筒DOHC 直列4気筒DOHC 直列4気筒DOHC 直列4気筒DOHC
排気量 1986cc 1986cc 1986cc 1986cc 1986cc 1986cc 1986cc 1986cc 1986cc 1986cc 1986cc 1986cc 1986cc 1986cc 1986cc 1986cc 1797cc 1797cc 1797cc 1797cc 1797cc 1797cc 1797cc 1797cc 1797cc 1797cc 1797cc 1797cc 1797cc 1986cc 1986cc 1986cc 1986cc 1986cc 1986cc 1797cc 1797cc 1797cc 1797cc 1797cc
最高出力 (kW[PS]/rpm) 125[170]/6600 125[170]/6600 125[170]/6600 125[170]/6600 125[170]/6600 125[170]/6600 125[170]/6600 125[170]/6600 125[170]/6600 125[170]/6600 125[170]/6600 125[170]/6600 125[170]/6600 125[170]/6600 125[170]/6600 125[170]/6600 72[98]/5200 72[98]/5200 72[98]/5200 72[98]/5200 72[98]/5200 72[98]/5200 72[98]/5200 72[98]/5200 72[98]/5200 72[98]/5200 72[98]/5200 72[98]/5200 72[98]/5200 125[170]/6600 125[170]/6600 125[170]/6600 125[170]/6600 125[170]/6600 125[170]/6600 72[98]/5200 72[98]/5200 72[98]/5200 72[98]/5200 72[98]/5200
最高トルク (N・m[kgf・m]/rpm) 202[20.6]/4900 202[20.6]/4900 202[20.6]/4900 202[20.6]/4900 202[20.6]/4900 202[20.6]/4900 202[20.6]/4900 202[20.6]/4900 202[20.6]/4900 202[20.6]/4900 202[20.6]/4900 202[20.6]/4900 202[20.6]/4900 202[20.6]/4900 202[20.6]/4900 202[20.6]/4900 145[14.2]/3600 145[14.2]/3600 145[14.2]/3600 145[14.2]/3600 145[14.2]/3600 145[14.2]/3600 145[14.2]/3600 145[14.2]/3600 145[14.2]/3600 145[14.2]/3600 145[14.2]/3600 145[14.2]/3600 145[14.2]/3600 202[20.6]/4900 202[20.6]/4900 202[20.6]/4900 202[20.6]/4900 202[20.6]/4900 202[20.6]/4900 145[14.2]/3600 145[14.2]/3600 145[14.2]/3600 145[14.2]/3600 145[14.2]/3600
過給機 なし なし なし なし なし なし なし なし なし なし なし なし なし なし なし なし なし なし なし なし なし なし なし なし なし なし なし なし なし なし なし なし なし なし なし なし なし なし なし なし
燃料 レギュラー レギュラー レギュラー レギュラー レギュラー レギュラー レギュラー レギュラー レギュラー レギュラー レギュラー レギュラー レギュラー レギュラー レギュラー レギュラー レギュラー レギュラー レギュラー レギュラー レギュラー レギュラー レギュラー レギュラー レギュラー レギュラー レギュラー レギュラー レギュラー レギュラー レギュラー レギュラー レギュラー レギュラー レギュラー レギュラー レギュラー レギュラー レギュラー レギュラー
フロントモーター 最高出力 (kW[PS])                                 70[95] 70[95] 70[95] 70[95] 70[95] 70[95] 70[95] 70[95] 70[95] 70[95] 70[95] 70[95] 70[95]             70[95] 70[95] 70[95] 70[95] 70[95]
最高トルク (N・m[kgf・m])                                 185[18.9] 185[18.9] 185[18.9] 185[18.9] 185[18.9] 185[18.9] 185[18.9] 185[18.9] 185[18.9] 185[18.9] 185[18.9] 185[18.9] 185[18.9]             185[18.9] 185[18.9] 185[18.9] 185[18.9] 185[18.9]
リアモーター 最高出力 (kW[PS])                                     30[41]     30[41]   30[41]     30[41]   30[41]                 30[41]   30[41]
最高トルク (N・m[kgf・m])                                     84[8.6]     84[8.6]   84[8.6]     84[8.6]   84[8.6]                 84[8.6]   84[8.6]
寸法・重量 全長 4695mm 4695mm 4695mm 4695mm 4695mm 4695mm 4695mm 4695mm 4695mm 4695mm 4695mm 4695mm 4695mm 4695mm 4695mm 4695mm 4695mm 4695mm 4695mm 4695mm 4695mm 4695mm 4695mm 4695mm 4695mm 4695mm 4695mm 4695mm 4695mm 4695mm 4695mm 4695mm 4695mm 4695mm 4695mm 4695mm 4695mm 4695mm 4695mm 4695mm
全幅 1730mm 1730mm 1730mm 1730mm 1730mm 1730mm 1730mm 1730mm 1730mm 1730mm 1730mm 1730mm 1730mm 1730mm 1730mm 1730mm 1730mm 1730mm 1730mm 1730mm 1730mm 1730mm 1730mm 1730mm 1730mm 1730mm 1730mm 1730mm 1730mm 1730mm 1730mm 1730mm 1730mm 1730mm 1730mm 1730mm 1730mm 1730mm 1730mm 1730mm
全高 1895mm 1895mm 1925mm 1925mm 1895mm 1895mm 1925mm 1925mm 1895mm 1925mm 1895mm 1895mm 1925mm 1925mm 1895mm 1925mm 1895mm 1895mm 1925mm 1895mm 1895mm 1925mm 1895mm 1925mm 1895mm 1895mm 1925mm 1895mm 1925mm 1895mm 1895mm 1925mm 1925mm 1895mm 1925mm 1895mm 1925mm 1925mm 1895mm 1925mm
ホイールベース 2850mm 2850mm 2850mm 2850mm 2850mm 2850mm 2850mm 2850mm 2850mm 2850mm 2850mm 2850mm 2850mm 2850mm 2850mm 2850mm 2850mm 2850mm 2850mm 2850mm 2850mm 2850mm 2850mm 2850mm 2850mm 2850mm 2850mm 2850mm 2850mm 2850mm 2850mm 2850mm 2850mm 2850mm 2850mm 2850mm 2850mm 2850mm 2850mm 2850mm
車両重量 1600kg 1600kg 1670kg 1670kg 1600kg 1600kg 1670kg 1670kg 1640kg 1700kg 1600kg 1600kg 1670kg 1670kg 1640kg 1700kg 1630kg 1630kg 1680kg 1630kg 1630kg 1680kg 1670kg 1710kg 1630kg 1630kg 1680kg 1670kg 1710kg 1610kg 1610kg 1680kg 1680kg 1640kg 1700kg 1640kg 1640kg 1690kg 1670kg 1710kg
タイヤ 前輪サイズ 205/60R16 205/60R16 205/60R16 205/60R16 205/60R16 205/60R16 205/60R16 205/60R16 205/60R16 205/60R16 205/60R16 205/60R16 205/60R16 205/60R16 205/55R17 205/60R16 205/60R16 205/60R16 205/60R16 205/60R16 205/60R16 205/60R16 205/60R16 205/60R16 205/60R16 205/60R16 205/60R16 205/55R17 205/60R16 205/60R16 205/60R16 205/60R16 205/60R16 205/55R17 205/60R16 205/60R16 205/60R16 205/60R16 205/55R17 205/60R16
後輪サイズ 205/60R16 205/60R16 205/60R16 205/60R16 205/60R16 205/60R16 205/60R16 205/60R16 205/60R16 205/60R16 205/60R16 205/60R16 205/60R16 205/60R16 205/55R17 205/60R16 205/60R16 205/60R16 205/60R16 205/60R16 205/60R16 205/60R16 205/60R16 205/60R16 205/60R16 205/60R16 205/60R16 205/55R17 205/60R16 205/60R16 205/60R16 205/60R16 205/60R16 205/55R17 205/60R16 205/60R16 205/60R16 205/60R16 205/55R17 205/60R16

 

全グレードが“エアロ付き”となる「ヴォクシー」に対し、「ノア」には穏やかな意匠のグレードも用意される。写真は「ノア ハイブリッドZ」。
全グレードが“エアロ付き”となる「ヴォクシー」に対し、「ノア」には穏やかな意匠のグレードも用意される。写真は「ノア ハイブリッドZ」。拡大
「ノア」の標準系グレードでは、ブラック以外の内装色を選ぶことも可能(「X」系のグレードを除く)。「G/ハイブリッドG」には上のフロマージュ、「Z/ハイブリッドZ」には下のダークブラウンも用意される。
「ノア」の標準系グレードでは、ブラック以外の内装色を選ぶことも可能(「X」系のグレードを除く)。「G/ハイブリッドG」には上のフロマージュ、「Z/ハイブリッドZ」には下のダークブラウンも用意される。拡大
「ノア」のエントリーグレード「X」。ガソリン車で267万円からという価格は魅力的だが、“デザイン関連”だけでなく、スマートキーなどの機能装備も省かれているので、検討の際は注意が必要だ。
「ノア」のエントリーグレード「X」。ガソリン車で267万円からという価格は魅力的だが、“デザイン関連”だけでなく、スマートキーなどの機能装備も省かれているので、検討の際は注意が必要だ。拡大
「X」グレードのインテリア。ステアリングホイールはウレタン製、シート表皮はシンプルな意匠のファブリックだ。
「X」グレードのインテリア。ステアリングホイールはウレタン製、シート表皮はシンプルな意匠のファブリックだ。拡大
「G/ハイブリッドG」や「S-G/ハイブリッドS-G」に装備されるシート。表皮は「X」と同じファブリックだが、デザインで差異化が図られている。(写真:向後一宏)
「G/ハイブリッドG」や「S-G/ハイブリッドS-G」に装備されるシート。表皮は「X」と同じファブリックだが、デザインで差異化が図られている。(写真:向後一宏)拡大
2列目にはセパレート式のキャプテンシートと3人乗りのベンチシート(写真)を用意。ただし後者は、高価格帯のグレードやハイブリッドの4WD車では選択できない。(写真:向後一宏)
2列目にはセパレート式のキャプテンシートと3人乗りのベンチシート(写真)を用意。ただし後者は、高価格帯のグレードやハイブリッドの4WD車では選択できない。(写真:向後一宏)拡大
「ノア」の「Z/ハイブリッドZ/S-Z/ハイブリッドS-Z」に装備されるシート(左)と、「ヴォクシー」の「S-Z/ハイブリッドS-Z」に装備されるシート(右)。ともに合成皮革とファブリックのコンビタイプだが、写真のとおりデザインが異なる。
「ノア」の「Z/ハイブリッドZ/S-Z/ハイブリッドS-Z」に装備されるシート(左)と、「ヴォクシー」の「S-Z/ハイブリッドS-Z」に装備されるシート(右)。ともに合成皮革とファブリックのコンビタイプだが、写真のとおりデザインが異なる。拡大

【パワートレイン/ドライブトレイン】
純ガソリン車もハイブリッド車も劇的に進化

パワートレインはこれまでどおり、2リッターの純ガソリンエンジン(以下、ガソリン)と1.8リッターハイブリッド(以下、ハイブリッド)の2種類で、どちらにもFFと4WDが用意される。パワートレインにおける先代との違いは、表面的には「今までになかった“ハイブリッド+4WD”の仕様が選べるようになった」だけだが、実際のハードウエアはガソリンもハイブリッドもまったく新しい。

まず、ガソリンはいわゆる「TNGA」の技術コンセプト下で開発された「ダイナミックフォース」エンジンで、最高出力170PS、最大トルク202N・mという性能は、従来のバルブマチックエンジンより明らかに向上している。そこに組み合わせられる「ダイレクトシフトCVT」や、油圧多板クラッチで積極的に後輪へもトルク配分する「ダイレクトコントロール4WD」も新しい。

ハイブリッドシステムは新型ノアヴォクで初めて世に出る“第5世代”で、従来の第4世代に対してモーター出力を16%引き上げ(72PS→95PS)、モーターの小型化と内部ギアの設計変更により、サイズを前後方向で16mmコンパクト化し、重量も15%軽量化している。また電動車専用低粘度オイルを新開発したり、パワー半導体素子を新しくしたりするなどして、内部損失も29%低減しているという。2014年に発売された先代ノアヴォクのハイブリッドは第3世代だったから、ノアヴォクにかぎれば今回の新型でハイブリッドは2世代分の進化を遂げたことになる。

新設されたハイブリッド車の4WD機構は、リアタイヤをモーターで駆動する「E-Four」である。しかも、リアモーターは「プリウス」などに使われている第4世代用の5.6倍まで高出力化(=41PS)。「低速の発進専用だった第4世代とは異なり、高速域での操縦安定性にも効果を発揮する」とは開発担当者の弁である。

純ガソリン車に搭載される自然吸気の2リッター直4ガソリンエンジン「M20A-FKS」。従来型の「3ZR-FAE」と比較すると、最高出力は152PSから170PSに、最大トルクは193N・mから202N・mに向上。同時に燃費も、12.2~13.6km/リッターだった従来型から14.3~15.1km/リッターに改善している(WLTCモード)。
純ガソリン車に搭載される自然吸気の2リッター直4ガソリンエンジン「M20A-FKS」。従来型の「3ZR-FAE」と比較すると、最高出力は152PSから170PSに、最大トルクは193N・mから202N・mに向上。同時に燃費も、12.2~13.6km/リッターだった従来型から14.3~15.1km/リッターに改善している(WLTCモード)。拡大
ハイブリッド車には、今回が初出となる第5世代ハイブリッドシステムを採用。WLTCモード計測で、22.0~23.4km/リッターという燃費を実現している。
ハイブリッド車には、今回が初出となる第5世代ハイブリッドシステムを採用。WLTCモード計測で、22.0~23.4km/リッターという燃費を実現している。拡大
電動4WD車「E-Four」のリアトランスアクスル。2軸構造の採用によって実現したコンパクトさと、従来モデルを大幅に上回る出力が特徴だ。
電動4WD車「E-Four」のリアトランスアクスル。2軸構造の採用によって実現したコンパクトさと、従来モデルを大幅に上回る出力が特徴だ。拡大
駆動用バッテリーも刷新されており、従来のニッケル水素バッテリーに代えて、スペース効率に優れるリチウムイオンバッテリーを採用している。
駆動用バッテリーも刷新されており、従来のニッケル水素バッテリーに代えて、スペース効率に優れるリチウムイオンバッテリーを採用している。拡大

【ボディーサイズ/デザイン】
ついに5ナンバー枠を超えた“サイズ拡大”の理由

ノアヴォクが属するミニバンのジャンルは、これまで長らく「5ナンバーミニバン」とも呼ばれてきた。もっとも、近年では全モデルの全グレードが5ナンバーに収まるわけではなくなってきていたし、販売面でも3ナンバーサイズのエアログレードが主力になっていたのはノアヴォクにかぎらない。しかし、ベーシックな基本サイズはあくまで日本固有の5ナンバー枠(全長4.7m、全幅1.7m未満)におさめられていたことが、5ナンバーミニバンという呼称の根拠だった。

しかし、新型ノアヴォクは全車が1730mmの全幅を持つ3ナンバーサイズとなった。それは追って発売された「ホンダ・ステップワゴン」の新型も同様で、このジャンルもついに5ナンバーサイズを維持しきれなくなったということだ。それでも全長だけは4695mmと5ナンバーサイズを死守した点は、ノアヴォクの良心……といえるかもしれない。

この全幅拡大は、プラットフォームが刷新されたことも無関係ではない。新たに採用された「GA-C」プラットフォームはプリウスや「C-HR」「カローラ」に使われているもので、そもそも5ナンバーサイズを想定した設計になっていない。じつは歴代ノアヴォクは、3世代にわたって初代「イプサム」をベースとしたプラットフォームを連綿と改良しながら使ってきた。つまり、ノアヴォクとしてはプラットフォームが完全刷新されるのは今回が初なのだ。

それもあってか、プロポーションも明らかに変わっている。とくに明確なボンネットが形成されたクルマらしいプロポーションは、エンジンルームに対して運転席が低く後方に移動したGA-Cプラットフォームの影響に加えて、車両感覚のつかみやすさを追求した結果でもある。

エクステリアデザインは前記のとおり、「堂々・モダン・上質を突き詰めた新スタンダードデザイン」を掲げるノアの標準型、「アグレッシブな外観が目を引く王道」というノアのエアロモデル、そして「感性を刺激する先鋭・独創スタイル」をうたうヴォクシーの3種類。これらのデザインの違いは、主に前後エンドの造形でつけられており、機能やサイズに違いはない。

新型のボディーサイズは全長×全幅×全高=4695×1730×1895mm(全高はFF車の数値、4WD車は1925mm)と、全幅が35mm拡幅したのに加え、全高も70mm高くなっている。(写真:花村英典)
新型のボディーサイズは全長×全幅×全高=4695×1730×1895mm(全高はFF車の数値、4WD車は1925mm)と、全幅が35mm拡幅したのに加え、全高も70mm高くなっている。(写真:花村英典)拡大
サイズアップした全幅、全高に対し、前後方向の寸法については、4695mmの全長、2850mmのホイールベースともに、従来型と変わらない。(写真:向後一宏)
サイズアップした全幅、全高に対し、前後方向の寸法については、4695mmの全長、2850mmのホイールベースともに、従来型と変わらない。(写真:向後一宏)拡大
「ノア」のボディーカラーは全7色。このうち「スティールブロンドメタリック」(下段右)は標準系グレードの専用色、「レッドマイカメタリック」(下段左)と新色の「グリッターブラックガラスフレーク」(中段左)は、エアロ系グレードの専用色となっている。
「ノア」のボディーカラーは全7色。このうち「スティールブロンドメタリック」(下段右)は標準系グレードの専用色、「レッドマイカメタリック」(下段左)と新色の「グリッターブラックガラスフレーク」(中段左)は、エアロ系グレードの専用色となっている。拡大
「ヴォクシー」のボディーカラーは全6色。「ノア」と比較すると、「スティールブロンドメタリック」と「レッドマイカメタリック」の設定がない代わりに、こちらには「マッシブグレー」(中段右)が用意されている。
「ヴォクシー」のボディーカラーは全6色。「ノア」と比較すると、「スティールブロンドメタリック」と「レッドマイカメタリック」の設定がない代わりに、こちらには「マッシブグレー」(中段右)が用意されている。拡大

【インテリア/荷室/装備】
進化を続ける機能性と利便性に脱帽

インテリアは低く水平なダッシュボードデザインが特徴で、上級グレードでは一部にソフトパッドが使われるなど、落ち着いた雰囲気と質感向上が顕著だ。Xグレード以外は8インチのディスプレイオーディオ(オプションでナビ機能付きの10.5インチ大画面タイプも用意)が標準装備され、T-Connectのオプションナビを付けずとも、手持ちのスマートフォンを接続すれば端末内のナビアプリを車載のディスプレイで使うことができる。収納も進化しており、今やドライブ中でも頻繁にお世話になるスマホは、USBに接続した状態でシフトレバー脇の一等地にピタリと置けるようになった。

ドラポジを大きく改善したGA-Cプラットフォームもあって、諸元上の室内長は先代より125mm短くなっているが、実質的な居住空間が狭くなった感じはしない。シートアレンジにも奇をてらったところはなく、従来型の正常進化といっていい。

セカンドシートは7人乗り仕様のキャプテンシート、8人乗り仕様のベンチシートともにスライド調整の長さが自慢で、とくにキャプテンシートは745mmという超ロングスライドが、先代のような“途中切り替え”なしにできるようになったのが新しい。また8人乗り用のベンチシートも705mmのスライドが可能なので、その足もとに大きな荷物を積むこともできる。

サードシートの収納は左右跳ね上げ式のままだが、定評のあるアシストスプリングの継続採用に加え、新型では収納時のベルト固定を省略。これにより、(中央席のヘッドレストを引き抜く作業を除くと)サードシートを収納して固定するところまで、ワンタッチの片手操作でやり切れるようになった。

さらに新型ノア/ヴォクシーは、ドアやゲート付近に低コストで非電動の“カラクリ”をいくつも組み込んでいる点も特徴である。巨大なリアゲートを任意の角度で停止できる新機軸「フリーストップバックドア」は、車外のボタンで操作できる電動式と、ワンウェイカム機構を使った機械式の両方を用意したことで、全車に標準装備となる。またスライドドア開閉に連動して展開する「ユニバーサルステップ(助手席側)」もカラクリで実現し、3万3000円という安価なオプション価格で提供している。

水平基調のインストゥルメントパネルまわり。従来モデルからイメージを一新し、左右対称なダッシュボードにメーターパネルとセンターディスプレイを備え付けたような意匠となった。
水平基調のインストゥルメントパネルまわり。従来モデルからイメージを一新し、左右対称なダッシュボードにメーターパネルとセンターディスプレイを備え付けたような意匠となった。拡大
ボディーサイズの拡大によりゆとりを増した車内空間。とくに左右Cピラー間の室内幅は1295mmと、従来より75mmも拡大。室内長も1405mmと、5mm高くなっている。
ボディーサイズの拡大によりゆとりを増した車内空間。とくに左右Cピラー間の室内幅は1295mmと、従来より75mmも拡大。室内長も1405mmと、5mm高くなっている。拡大
2列目シートには7人乗り仕様、8人乗り仕様ともに調整幅が700mmを超える前後スライド機構を採用。従来のような横方向のスライド機構を省き、超ロングスライドを実現した。
2列目シートには7人乗り仕様、8人乗り仕様ともに調整幅が700mmを超える前後スライド機構を採用。従来のような横方向のスライド機構を省き、超ロングスライドを実現した。拡大
荷室関連では、3列目シートの格納がさらに楽になったことと、電動テールゲートに開口角を任意で設定できる機能が追加された点がトピックだ。(写真:向後一宏)
荷室関連では、3列目シートの格納がさらに楽になったことと、電動テールゲートに開口角を任意で設定できる機能が追加された点がトピックだ。(写真:向後一宏)拡大
スライドドアの動きと連動して展開する「ユニバーサルステップ」。電動アクチュエーターではなく“カラクリ”でもって作動する機構とし、手ごろな価格設定を実現した。(写真:向後一宏)
スライドドアの動きと連動して展開する「ユニバーサルステップ」。電動アクチュエーターではなく“カラクリ”でもって作動する機構とし、手ごろな価格設定を実現した。(写真:向後一宏)拡大

【バイヤーズガイド】
用途に応じて必要なADASを追加すべし

繰り返しになるが、パワートレインやシャシーの仕立てにモデルやグレード間での違いはない。ベーシックなXグレードを除けば、アルミホイールに本革ステアリングホイール、ディスプレイオーディオ、助手席側パワースライドドアなどは標準装備である。ちなみに両側パワースライドドアはZ/S-Z系グレードには標準で、G/S-G系グレードでは6万2700円のオプションで用意される。前者に8人乗り仕様はないので、“8人乗り+両側パワースライドドア”という組み合わせがお望みなら、G/S-G系のグレードにオプションで追加するしかない。

それ以外の、ミニバンの機能性を支える基本的な快適・便利装備は十分。ヘッドアップディスプレイやデジタルインナーミラー、パワーバックドア、快適温熱シート、ステアリングヒーターなどがほしいなら、グレードに応じてお好みで追加すればいい。

ADASについては、今日の新型車では当たり前となっている機能、すなわち緊急自動ブレーキや全車速対応型レーダークルーズコントロール、車線維持機能などは全車標準装備となる。加えて、とくに頻繁に子供を乗せる人なら、少なくとも「ブラインドスポットモニター+安心降車アシスト」(「緊急操舵支援+フロントクロストラフィックアラート+レーンチェンジアシスト」とセットで13万4200円)を、さらに運転が苦手な人が日常的に乗るようなら「アドバンストパーク+パーキングサポートブレーキ(周辺静止物)」を含むセットオプション(9万3500円~11万円)が付けられる予算を、最初から計上しておくべきだろう。

パワートレインはハイブリッドとガソリンともども十二分に活発で、走りだけでいえば“お好み”で選べばいい。ただ、新型でのハイブリッド車とガソリン車の価格差は約35万円と、先代より縮小している。ランニングコストやリセールバリューも含めると、トータルの経済性でもハイブリッドのほうが有利かもしれない。

(文=佐野弘宗/写真=向後一宏、花村英典、荒川正幸、トヨタ自動車、webCG/編集=堀田剛資)

メーターの仕様はグレードによって異なり、上級モデルでは中央に7インチのインフォメーションディスプレイを搭載。もちろんガソリン車とハイブリッド車でも仕様が異なる。
メーターの仕様はグレードによって異なり、上級モデルでは中央に7インチのインフォメーションディスプレイを搭載。もちろんガソリン車とハイブリッド車でも仕様が異なる。拡大
大幅な進化を遂げたADASも新型「ノア/ヴォクシー」のトピック。ついに全車速追従機能付きレーダークルーズコントロールが採用されたほか、歩行者の飛び出しなどのリスクを先読みし、操舵や制動の操作をサポートする「プロアクティブドライビングアシスト」などの新機能も導入された。
大幅な進化を遂げたADASも新型「ノア/ヴォクシー」のトピック。ついに全車速追従機能付きレーダークルーズコントロールが採用されたほか、歩行者の飛び出しなどのリスクを先読みし、操舵や制動の操作をサポートする「プロアクティブドライビングアシスト」などの新機能も導入された。拡大
ハイブリッド車には、スマートフォンによって車外から自動入庫/出庫の指示ができる「アドバンストパーク(リモート機能付き)」も用意。こちらは「ノア/ヴォクシー」のみならず、トヨタとしても初採用の技術だ。(写真:向後一宏)
ハイブリッド車には、スマートフォンによって車外から自動入庫/出庫の指示ができる「アドバンストパーク(リモート機能付き)」も用意。こちらは「ノア/ヴォクシー」のみならず、トヨタとしても初採用の技術だ。(写真:向後一宏)拡大
パワートレインに関しては、ガソリン車との価格差が縮小し、ハイブリッド車のお得感が明らかに増した。燃費性能はもっとも良好な仕様で23.4km/リッター(WLTCモード)を実現。ライバルに対する大きなアドバンテージとなっている。(写真:荒川正幸)
パワートレインに関しては、ガソリン車との価格差が縮小し、ハイブリッド車のお得感が明らかに増した。燃費性能はもっとも良好な仕様で23.4km/リッター(WLTCモード)を実現。ライバルに対する大きなアドバンテージとなっている。(写真:荒川正幸)拡大
佐野 弘宗

佐野 弘宗

自動車ライター。自動車専門誌の編集を経て独立。新型車の試乗はもちろん、自動車エンジニアや商品企画担当者への取材経験の豊富さにも定評がある。国内外を問わず多様なジャンルのクルマに精通するが、個人的な嗜好は完全にフランス車偏重。

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