沖縄県:中城村北上原で発生した地すべり
地形の特徴

地すべり,地すべり地形,地すべり対策工事

地形と地質の三次元イメージ(産総研・1/20万 シームレス地質図)
‼マウスオーバー‼  地図上にマウスを乗せてください。産総研・地質調査総合センターの「1/20万 シームレス地質図(出典,下記)」を表示します。

2006年6月10日,中城村北上原地区では,折からの長雨と直前の豪雨により「地すべり」が発生しました。
現場の地質は,新第三紀中新世~鮮新世の堆積岩の「島尻層群」です。
空中写真と地形の三次元イメージ : 北上原地すべり地の対策工事後
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この空中写真と地形図は,対策工事が終了した後の状況です。
空中写真からは,「滑落崖」の部分は,アンカーボルト付きフリーフレーム工法で対策されたように見えます。
地すべりが発生した斜面と同じような危険性を持つ急傾斜の斜面が続いています。お気を付けください。
【空中写真】

那覇空港を離陸して羽田に向かう飛行機から撮影しました。 対策工事がかなり進んでいることがわかります。
【記事・引用情報・参考情報】

【記事】

  • 沖縄県内では,地すべりが多く発生する地質,であると言われています。
    中城村や近隣の市町村では,傾斜の急な島尻層(泥岩層)が分布しているので,大雨による警戒が必要です。

【引用情報】

【参考情報】

【お断り】