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デビュー45年、夏木マリがカッコ良くあり続ける理由。

歌手デビュー45年、表現者としてのライフワーク「印象派」を立ち上げて25年。アニバーサリーイヤーを迎えた夏木マリが語ってくれた、おしゃれ人生。自分らしさに決然と向き合うその姿勢に、彼女がずっとカッコイイ理由が見えてきた。
TIME TO ROCK

ハイエンドなアイテムを、普段使いで。

クラフツマンシップを纏い、日本の伝統技術を伝えていく。
ウォッチ「エレガンスコレクション STGF345」SS×ダイヤモンド、クオーツ ¥750,000/Grand Seiko(グランドセイコー) コート ¥460,000  Tシャツ(2枚セット)¥48,000/ともにlucien pellat-finet(ルシアン ペラフィネ 東京ミッドタウン店) パンツ ¥37,000/Tom Wood(ステディ スタディ)

クラフツマンシップを纏い、日本の伝統技術を伝えていく。

歌手デビューから今年でちょうど45年。カッコイイ女性の代名詞、夏木マリさんの撮影は、スタジオにレコーディング風景を再現しスタートした。衣装はいつも、自身でダイレクションを行うという夏木さん。この日の提案は、デニムとTシャツにコートを羽織り、スティレットヒールのアンクルブーツというスタイリング。張りのあるグラマラスなカーブフォルムのケースにダイヤモンドをセッティングした腕時計をプラスすると、ストリート感に磨かれた洗練が漂う。

「時計などハイエンドなアイテムは、以前の私であれば、クローゼットから取り出して意気込んで身につけるものだった。でも最近、なるべく普段使いしたいと思うようになったんです」。そう語る彼女は、この日のスタイリングを、リアルな自分のコーディネート、と振り返る。「ハイエンドなものをカジュアルなものと合わせることで、外しの感覚も取り入れています」

一方で、プライベートでは着物を着ることも多いと言う夏木さん。「着物には、いろんな職人さんが関わっている。人前に出る人間はそんなクラフツマンシップによって作られたものを纏い、皆さんに見ていただくのも仕事。日本の素晴らしい伝統技術を、そうして伝えていくことが大切だと思っています」。日本の文化の伝承に寄与したいという願いは、アーティストとしての彼女の活動にも表れている。毎年11月に世界文化遺産である清水寺「経堂」で行う奉納パフォーマンス『PLAY ×PRAY』は、今年で5回目を迎えた。

「一人でちょっと舞台をやってみよう、飛び降りてみよう」
ウォッチ「エレガンスコレクション STGF345」SS×ダイヤモンド、クオーツ ¥750,000/Grand Seiko(グランドセイコー)ジャケット ¥82,000 パンツ¥32,000/ともにHyke(ボウルズ)

「一人でちょっと舞台をやってみよう、飛び降りてみよう」

「私が今ここにいるのは……。1993年に印象派(自身がすべてのクリエイションを手がけるコンセプチュアルアートシアター)をやる転機があったから。それまでの私は、誘われるままに歌を始め、誘われるままに演劇を始めていた」。忙しさの中で、しまいには仕事が好きなのか嫌いなのかわからなくなっていた、と当時を思い返す彼女。その背中を押したのは、舞台と向かい合う真摯な気持ちだった。「舞台空間は、自分の訓練の場所になると思っていたから。一人でちょっと舞台をやってみよう、飛び降りてみようと思ったんですね。与えられたものではなく、自分から発信するものをやり始めたんです」。

以降ずっと続いている印象派は、自分のより所として心血を注ぐライフワークとなった。納得できるクオリティを求め試行錯誤する毎日で、25年が経ってしまったと笑う。日々経験を積み重ね、アーティストとしてのセンスを磨きながら、継続してきた芸術活動。それらは、もともと美しいものやファッションが好きだった夏木さんにとって、美しさを識別する力や気に入ったものを選ぶ力の源泉ともなっていると言う。

ところで、東京・池袋で生まれ高度経済成長期に育った彼女にとって、腕時計というとある光景が浮かぶ。企業戦士だった父親が家にいる時間は少なく、たまに家にいる時は、必ず腕時計がテーブルに置かれていた。「父は時計にとてもこだわりがある人で『時計はいいものを選んだ方がいい』と言っていた。良いものと付き合うことは、そこから教わった気がします」

ULTIMATE IN ELEGANCE

ダイヤルの深紫色が醸し出す、洗練とモダン。

ウォッチ「エレガンスコレクション STGF345」SS×ダイヤモンド、クオーツ ¥750,000/Grand Seiko(グランドセイコー) バックギャモン ¥29,800/Wycliffe Brothers(京すごろく)

張りのあるグラマラスなカーブフォルムのケースとダイヤルの12時に輝くダイヤモンドは、トータル0.41ct。その端正な煌めきを、ダイヤルの深紫(こきむらさき)色がエレガントに際立たせる。

ESSENTIAL DESIGN

エレガンスを生み出す、無駄のないデザインの秘密。

<左から>「エレガンスコレクション STGF345」SS×ダイヤモンド、クオーツ ¥750,000 「エレガンスコレクション STGF343」SS×ダイヤモンド、クオーツ ¥750,000/ともにGrand Seiko(グランドセイコー)

1967年、グランドセイコーが初めて自動巻き機械式ムーブメント搭載モデルとして発表した「62GS」。この傑作をレディスモデルに昇華させたエレガンスコレクションは、瞳や水滴、女性のボディラインといった自然が生み出す歪みのないカーブフォルムから着想を得て、シンプルさの中に見えてくる女性的な美を追求している。グランドセイコーならではの研磨を施したケースの輝きと、サファイアガラスを縁取るアーチの曲線美は、女性の手もとを美しく彩り、腕に優しくフィットする。

Information
グランドセイコー専用ダイヤル 0120-302-617
公式サイトはこちら。

※掲載商品は全てグランドセイコーマスターショップのみでの取り扱いとなります。

<そのほかのお問い合わせ>
ルシアン ペラフィネ 東京ミッドタウン店 03-5647-8333
ステディ スタディ 03-5469-7110
ボウルズ 03-3719-1239
京すごろく kyosugoroku.jp

Photos: Maciej Kucia, Koji Yano(still life) Stylist: Shunsuke Okabe at UM Hair: Taku at CUTTERS Makeup: Sada Ito at Donna Editor: Junko Hirose Web Direction: Kyoko Ishima