LIFESTYLE / News

名画≪印象、日の出≫も来日。東京都美術館で「マルモッタン・モネ美術館所蔵 モネ展『印象、日の出』から『睡蓮』まで」がスタート!

2015年9月19日(土)より、東京・上野、東京都美術館で、「マルモッタン・モネ美術館所蔵 モネ展『印象、日の出』から『睡蓮』まで」がスタート! “印象派”という呼称の由来となった歴史的名画≪印象、日の出≫も21年ぶりに東京に来日を果たす。
クロード・モネ ≪印象、日の出≫1872年 Musée Marmottan Monet, Paris © Christian Baraja

2015年9月19日(土)より、東京・上野、東京都美術館で、「マルモッタン・モネ美術館所蔵 モネ展『印象、日の出』から『睡蓮』まで」が開催となる。印象派の巨匠として絶大な人気を誇るクロード・モネ(1840~1926)は、晩年の作品の多くを最期まで手元に残していた。86歳で生涯を終えた後、それらはパリのマルモッタン美術館におよそ150点の作品を遺贈。この特別な作品群を譲り受け、マルモッタン美術館は、「マルモッタン・モネ美術館」と名称を変更。以来、同館は世界でも有数のモネ作品を所蔵する美術館となっている。

同展は、そのマルモッタン・モネ美術館とのコラボだからこそ実現した“究極のモネ展”だ。10代後半で描いたカリカチュア(風刺画)や30代から40代の風景画、モネの代名詞ともいえる「睡蓮」の連作、さらに晩年に白内障を患ってからも精力的に描き続けた「日本の橋」など、モネの画業を辿ることができる作品約90点を一挙に展示。“印象派”という呼称の由来となった歴史的名画≪印象、日の出≫も、21年ぶりに東京に来日する(展示期間は9月19日~10月18日)。さらに、≪ヨーロッパ橋、サン=ラザール駅≫など、滅多に館外に出ることのないド・ベリオ・コレクションから貴重な作品が特別出展される(上記2点は展示期間限定)。そのほか、モネ自身が収集した作品やモネ愛用の品を紹介する。

“光の画家”モネの軌跡を辿ることで、画風の変遷だけでなく、モネが生涯にわたって抱き続けた創作への情熱を感じられるはずだ。なお、同展は東京都美術館での展示を終えた後、福岡市美術館、京都市美術館、そして新潟県立近代美術館を巡回する。

開催期間/2015年9月19日(土)~12月13日(日)
開催場所/東京都美術館 企画展示室 台東区上野公園8-36
開室時間/9:30~17:30(金、10月31日~11月2日は~20:00)
・《印象、日の出》展示期間(9月19日~10月18日)の金土、並びに9月20日~22日、10月11日は~21:00
・入室は閉室30分前まで
休室日/月、10月13日(火)、11月24日(火)
・9月21日、10月12日、11月2日、11月23日は開室
入場料/一般1,600円、学生1,300円、高校生800円、65歳以上1,000円
問い合わせ先/03-5777-8600(ハローダイヤル)

クロード・モネ 《睡蓮》1903年 油彩、カンヴァス 73×92cm Musée Marmottan Monet, Paris © Bridgeman-Giraudon
《日本の橋》1918-19年 油彩、カンヴァス 74×92cm Musée Marmottan Monet, Paris © Bridgeman-Giraudon
クロード・モネの肖像(1903年頃)Musée Marmottan Monet, Paris © Bridgeman-Giraudon

Aya Hasegawa