FASHION / Trend&Story

スタイルアップも確実!今すぐトライしたいサイハイブーツ集。

今シーズンのランウェイを席巻したサイハイブーツは、デイリーに使えるミドル丈に比べると、難易度高め。ヴェトモンやアクネに習って、ボトムス感覚でトライしてみて。

ヴェトモン 今シーズンならではのバランスは、このブランドから。

今シーズンのVETEMENTS (ヴェトモン) も、メゾン マルジェラで鍛えたテーラリングの技を駆使し、ストリートスタイルをハイファッションへと昇華させた。ボトムスと化したブーツが、オーバーサイズのダウンジャケットとブランドのアイコンと言えるフーディーにマッチ。ルーズだけれども、女性らしさを漂わせる絶妙なバランス感に酔いしれて。

ジャックムス チェックのマイクロミニと合わせれば新感覚のトラッドに。

遊び心がたくさん詰まったJACQUEMUS (ジャックムス) のランウェイは、見るものを楽しませる。2枚のシャツを着ているように見えるトップに、アシンメトリーなラップスカート。シャツとタータンチェックスカートをあわせるトラッドスタイルを、一気にモードに変身させた。持ち手が変形しているバックの赤色が差し色に。

アクネ ストゥディオズ レオパードとレザーで、挑発的に攻める。

ACNE STUDIOS (アクネ ストゥディオズ)のクリエイティブ・ディレクターであるジョニー・ヨハンソンが好きなパンクバンド、"ザ・クランプス"。彼らにインスパイアを受け、レオパード柄のシアーなトップスにメンズライクな黒のレザーベストをオンした、パンク精神旺盛なルックが登場した。オーバーサイズなトップと太めのブーツがもたらすボリューム感を、フォックス型サングラスでシャープに仕上げて。

バルマン 単色だからこそ、シルエットで魅せる。

BALMAIN (バルマン)のファーストルックを飾ったケンダル・ジェンナーは、ソフトな印象のパステルブルーを全身に纏った。コルセットで締め付けたウエストとファーで強調された腰のラインに視線を集め、ボディコンシャスなシルエットが女性のソフトさとタフさの二面を体現化。脚のラインを強調するサイハイブーツは、今年らしく同系色でまとめてコーディネートしてみてみると◎。

ロクサンダ ペールトンでまとめた中世の貴族のように。

イタリア映画『愛の嵐』や伝説的写真家デボラ・ターバヴィルの作品から着想を得たROKSANDA (ロクサンダ) は、ダーク・ロマンティックなムード全開。袖のフリルがスイートながらも、今シーズンのランウェイをさらったベロアが上質な深みをもたらし、大人なフェミニンスタイルに仕上げる。同素材のブーツは、タイツ感覚で履きこなしたい。

Photos: InDigital