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アンジェリーナ・ジョリー、美の秘密。

3人の養子と3人の実子。そして注目を集めるブラッド・ピットとの関係。あまりに美しく、そして激しい生き様を見せてくれる女優アンジェリーナ・ジョリー。その美と魅力に迫る。

誰もが憧れる、魅惑の唇。

Photo: Zeta Image

アンジェリーナ・ジョリーの美を語るうえで、外せないのは彼女のチャームポイントでもあるぽってり肉感的な唇。ビバリーヒルズの美容整形外科で、真似したい唇としていちばん人気が高いというのもうなずける。リップメイクはヌードカラーを基本に、ときには真っ赤な口紅をアクセントにすることも。今年6月で35歳になるが、肌の衰えも一切感じさせない。

プロフィール

1975年6月4日アメリカ・カリフォルニア州生まれ。俳優の父と女優の母の間に生まれ、モデルを経て女優デビュー。ハリウッドで大きな成功を収めるかたわら、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の親善大使として、慈善活動にも力を注いでいる。

>> アンジェリーナ・ジョリー

新しい家族の形を求めて。

Photo: Zeta Image

2002年に養子に迎えたカンボジア人のマドックスをはじめ、エチオピア人のザハラ、ベトナム人のパックス、そしてブラッド・ピットとの間に授かったシャイローとノックス・レオン、ヴィヴィアン・マーシェリン……。ブラッドと結婚という形はとらなくとも6人の子どもだちの母として、家族との時間を最優先にする。そんな生き方も彼女の魅力を形作っている。

ヘアはとことんゴージャス主義。

Photo: Zeta Image

ふだんは飾り気のないダウンスタイルが主流のアンジェリーナだが、レッドカーペットではとことん作り込む、メリハリのつけ方がお見事。ドレスはシンプルなデザインを選ぶことが多いぶん、ヘアはアップにしてもダウンにしても、ボリューム感をもたせたゴージャスなスタイルが目立つ。ヌーディなメイクに迫力のヘアスタイル。そのバランス感が絶妙。

肉体改造は日常茶飯事。

Photo: Zeta Image

3人の出産後もまったく変わらぬボディラインを維持し続ける彼女にとって、役作りのためのボディメイクはお手の物。写真は2009年3月に、映画『ソルト』のアクションシーンを撮影中の彼女。このときには、前年7月に双子を出産した後だというのに1ヵ月で10キロも体重を落として撮影にのぞんだとか。妊娠中も決して太りすぎることはなく、女優魂を見せつけた。

私服はあくまでシンプル&シック。

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レッドカーペットではグラマラスなドレス姿を披露してくれるアンジェリーナも、私服はきわめてシンプル&シック。膝丈のシンプルなワンピースやシャツ&パンツといったプレーンなアイテムを、奇をてらわないコーディネートで上品にまとめるのが定番。バッグもブランドの新作には見向きもせず、実用重視のトート型を愛用している。

自己表現としてのタトゥー。

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タトゥーが一般的なアメリカにおいても、トップ女優でアンジェリーナほど多くのタトゥーを入れている人も珍しい。腰にはクロス、左肩には子どもたちの出生地と経緯、背中には虎、腕や首…と、大きなものから小さなものまで数知れず。映画の撮影時にはメイクで隠したりすることも。こんなエレガントなドレスともしっくりなじんでいるのは、タトゥーにも負けない彼女の個性のなせる技。

慈善活動家としての顔。

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UNHCRの大使として、就任後8年余の間に数十カ国を実際に訪れ、3億円以上を寄付してきたというアンジェリーナ。先日のハイチの地震の後にも現地を訪れ、被災者たちと面会。ブラッド・ピットとともに約9000万円を国境なき医師団に寄付したという。養子も含め、ポーズではなく、実際に世界のことを考え、動く姿こそ、彼女の圧倒的美しさの秘密といえそう。

Kiriko Kageyama