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アン・ハサウェイがイメチェン? 自信と気品に満ち溢れた“新セクシールック”をプレイバック!

ありとあらゆるルックを華麗に着こなしてきたアン・ハサウェイが、新スタイリストの力を借りてイメチェンを図っている様子。彼女にしか作れない“セクシーさ”の秘訣とは?
アン・ハサウェイ、ファッション、カンヌ国際映画祭Anne Hathaway attends the photocall for Armageddon Time during the 75th annual Cannes film...
Photo: Lionel Hahn/Getty Images

アン・ハサウェイが、セレブスタイリストのエリン・ウォルシュの力を借りながらイメチェンを楽しんでいるようだ。これまでアンのスタイリングを手がけてきたロー・ローチとは違い、より地に足をつけたアプローチを取っているウォルシュ。ハリウッドスターらしい輝きはそのままに、アンの魅力を最大限に引き出したファッションに注目が集まっている。

今年のカンヌ国際映画祭ではアルマーニ プリヴェ(ARMANI  PRIVÉ)のホワイトドレスに身を包み、圧倒的なオーラを放っていた。

新作『WeCrashed ~スタートアップ狂騒曲~』のプレミアでは、ヴェルサーチェ(VERSACE)のメタリックドレスを着用。

アンの20年に及ぶキャリアの中で、ウォルシュは彼女に何が似合うのか、また、何が行き過ぎていたのかを観察してきたという。再調整の鍵となったのは、アンがよく好んで着用していたヴァレンティノ(VALENTINO)だ。ピエールパオロ・ピッチョーリが仕掛けたトレンドカラーのフューシャピンクに眩いサンシャインイエローまで、大胆なカラーを堂々と着こなす姿は新鮮な印象をもたらした。

ブルガリ(BVLGARI)のイベントにて。VALENTINO(ヴァレンティノ)のサンシャインイエローでヘルシーさとゴージャスさを両立。

今年のカンヌ国際映画祭では、ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)グッチ(GUCCI)による60年代のレトロなムードが漂うミニドレスを着用したほか、アルマーニ プリヴェ(ARMANI PRIVÉ)のカスタムドレスで会場の視線を独占。ウォルシュは、アンが試着した瞬間にインスピレーションが湧くという。

「彼女は優れた審美眼の持ち主。お互いを信頼しているから、うまくいかなかったら次に進むことにしています」

トラディショナルなルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)のミニドレスで知性を漂わせて。

グッチ(GUCCI)のミニドレスでは上品な肌見せを楽しんだ。

移動中にはゆったりとしたスーツ、ワイドレッグデニムといったリラックススタイルで目撃されることの多いアンだが、そこに彼女らしい“セクシーさ”を加えているのは、何と言ってもその象徴的な“笑顔”。

デニムに白シャツといった定番スタイルに、クロシェ編みのハットやストラップサンダルの小物で遊び心をプラス。

スマートなセットアップに白スニーカーを合わせてカジュアルダウン。移動中もエフォートレスに仕上げた。

「私たちは今、クレイジーな時代に生きている。だからこそ、ファッションは刺激的で、楽しくて、開放的でなければならないと思う。この世界に美しさをもたらしてくれるから。私は服を通して、愛と希望を表現したいんです」とウォルシュ。アン・ハサウェイのスタイルはこれからも進化し続けるだろうが、現在の彼女のファッションには、かつてないほどの“自信”が満ち溢れている。

Photos: Getty Images Text: Alice Newbold Adaptation: Motoko Fujita
From VOGUE.CO.UK