CELEBRITY / NEWS

パメラ・アンダーソン、「トミー・リーは私が愛した唯一の人かもしれない」

パメラ・アンダーソンがトミー・リーとの離婚で心が砕け散り、悲嘆に暮れたと自叙伝に綴っているという。
Photo: Steve Granitz Archive/WireImage

『プレイボーイ』誌の表紙やドラマ「ベイウォッチ」で知られるパメラ・アンダーソン。モトリー・クルーのドラマー、トミー・リーとの波瀾万丈な結婚生活を描いたドラマ「パム&トミー」が昨年に配信されたが、自身の口で語る自叙伝『Love, Pamela(原題)』が1月31日に発売される。この一部を入手した『ピープル』によると、「トミーは私が愛した唯一の人かもしれない」と綴られているという。

パメラとトミーは1995年、交際からたった4日でカンクンで結婚式を挙げる。彼女はビキニで、トミーはサーフパンツ姿だったが、2人の式はメディアで取り上げられ、パパラッチの注目を集めた。当時2人は天にも昇るような心地だったそうで、パメラは「楽しくて、ルールはなし、というのがルールだった」と振り返っている。

1995年、カンクンで夫婦となったパメラ・アンダーソンとトミー・リー。

Photo: Getty Images

しかし、ガレージの金庫の中にしまってあったプライベートなビデオが盗まれ、「セックステープ」が流出したことで、パパラッチやタブロイドの攻撃がさらに加熱。「生活と私たちの関係を破壊した……今でも人の不幸で金儲けをしようとする人がいることが許せない。犯罪行為だ」

その後、1996年に長男ブランドン、1997年に次男のディランが誕生するが、プレッシャーとストレスが2人を圧倒していったという。1998年のある夜、トミーは子どもたちと一緒にいるパメラに暴力を振るい、逮捕される。6カ月にわたって服役することになったが、これを「地獄の始まりだった」と記す。この後2人は離婚。

「トミーとの離婚は、人生でもっとも辛く、最低で困難だった。私の心は砕け、私が最も愛した人が、あの夜にあんなことをしたなんて今でも信じられない。2人とも打ちひしがれていたけれど、私は子どもたちを守らなくてはいけなかった」とパメラは回想している。あれから20年の月日を経て、パメラとトミーは時折連絡を取り合っているそうだ。「トミーは私の子どもたちの父親で、永遠に感謝する」

Text: Tae Terai