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ジョージ・クルーニー、映画『ラスト』での誤射事故は「常軌を逸している」。

ジョージ・クルーニーが、映画『Rust(原題)』の誤射事故で死亡者が出たことは「常軌を逸している」とコメントした。
Photo: Samir Hussein/WireImage

ジョージ・クルーニーが、映画『Rust(原題)』の誤射事故で死亡者が出たことは「常軌を逸している」とコメントした。先月、ウエスタン映画『Rust(原題)』の撮影現場で、主演のアレック・ボールドウィンがリハーサル中に銃を誤射し、撮影監督のハリーナ・ハッチンズさんが死亡、ジョエル・ソウザ監督が負傷した事故について、ジョージはスタッフが経験に欠けていたことが悲劇の一端を担ったと指摘している。

ポッドキャスト「WTF with Marc Maron」に出演したジョージは、こう話している。「どうして何も作ったことのないプロデューサー達によるこの低予算映画が、経験を積んだ武器担当者を雇わなかったのか全くわからない。節約するところを間違っていることがひどく頭にくる。誰も故意に間違ったことをしようとはしていなかったと信じている。でも経験のない24歳の人間が、銃や銃弾を扱う部門の責任者になるべきではない。部門責任者は経験があり、何をしているかわかっている者を選ぶべきだ。これは本当に頭にくることだよ」

また、アレックが助監督デヴィッド・ホールズから銃を手渡されたという報道に関しては、それはプロトコルに反しているとして、「僕は現場で40年を過ごしてきた。銃を手渡す人、その銃の責任者は小道具係か武器係だ。それしかない」「僕はセットで銃を手渡されるたびにそれを見て、開けて、その銃先を定める相手やクルーに見せる。テイクが終わる毎に、それを武器担当者に返し、それを繰り返す。皆そうするんだ」と続けた。

Text: Bangshowbiz