素早く色を重ね、質感をミックスするのがポイント。
1本1本色合いが異なる凝ったデザインと思いきや、テクニックいらずで色で遊べる、アート初心者向きなのだそう。「乾かないうちに素早く色を重ね、色の境目をにじませると、にじみがデザイン性を感じさせ、簡単にプロっぽい仕上がりに。偏光パール系を重ねたり、マットタイプのトップコートを塗るなどして部分的に質感をチェンジすると、アートに深みが出ます」(RISAさん)
このネイルデザインのつくり方をレクチャー。
- 親指全体に1を薄めに一度塗りし、間髪入れずに同じ色でタイダイ柄っぽく濃淡をつける。4を根もとに1箇所ちょんとのせて。爪の3分の1くらいの範囲に2をしたたらせる感じで塗り、その上に5をぽとんと落としのせてパーリーな質感をトッピング。ここまでを乾き切る前に一気に仕上げるのがポイント。
- 人差し指に2、中指に6、薬指に3、小指に1をそれぞれ一度塗り。ベースカラーが乾く前に小指の上半分に5を塗り重ね、自然ににじませる。
- 太め&ランダムなラインを描く感じで、人差し指の真ん中あたりに7を。中指は先端に1、根もとに2と8を続けざまに塗る。薬指は先端に半分ずつ、1と2を細くラインのようにのせて。
- 人差し指の7を塗った部分と、薬指の先端以外にマットなトップコート9を塗る。
くすみ系グリーンをメインに、オレンジでアクセント。
Nail Artist Profile
RISA
原宿にある3軒のネイルサロン「DLAW tokyo」「Lapilie / toka」「DLAW figue」のオーナーであり、多くのタレントやモデルを顧客に持つトップネイリスト。ジュエリーブランド「DLAW」のデザイナーも務める。
※『VOGUE JAPAN』2021年5月号「色で魅せる、夏のペディキュア」転載記事。
Photos: Akira Shimazu(model), Sachiko Fujii(cutout) Hair: Eiji Sato Makeup: Risa Chino Stylist: Kanako Higashi Text: Chiho Ejiri Editor: Yu Soga
Read More
秋冬セルフネイル、ハウツーを動画で解説。【進化系フレンチ編】