BEAUTY / EXPERT

榮倉奈々が教えるスキンケア&リップが主役のナチュラルメイク。【セレブのスキンケア技と愛用コスメをレポート】

セレブリティが、日々のリアルな美容ルーティンをムービーで惜しみなくシェアする「ビューティーシークレット」。こちらの連載の第5回では、女優の榮倉奈々が普段のスキンケアのハウツーと、お気に入りのリップをメインにしたセルフメイクを披露してくれた。ここでは、特に見逃せないポイントをティップス仕立てにしてご紹介。ぜひ動画と合わせ、毎日のケアの参考に。※西内まりやの小顔バランスをつくる、炭酸美容と立体メイクはこちら。
スキンケア編:エステに行けないときは、毎日のケアをしっかりと。

●愛用コスメ/クレ・ド・ポー ボーテ「ル・セラム」、センスオブヒューモア「デューイエリクシアオイル」

1. 洗顔後、まずはセラムを塗る。後からのせる化粧水や美容液が浸透しやすく。
2. 化粧水、美白美容液、日焼け止め効果のある乳液を順番に。スキンケアは一つひとつがなじむまで、時間を置きながらゆっくりと。アイテムがなじむあいだに、首筋や鎖骨のあたりをマッサージする。
3. 仕上げに、顔にもボディにも使えるオイルを乾燥が気になる部分へ。指先や指の関節を使い、首の後ろや鎖骨、頭皮を流していく。

最近はエステに行く時間をあまり取れないので、そのぶん家でのケアを贅沢にしたいと思うように。手で温めながら塗ったり、仕事でプロの方に教わった塗り方を試したりしています。毎日のコリはなるべくその日のうちに流したいのでセルフマッサージをしながらケアを行うのですが、鎖骨まわりを指で押すようにしたら、肩こりや全身の血行が改善した気が

リップメイク編:ファーストステップはこれで決まり! 大好きなカラーを全体の主役に。

●愛用コスメ/ラ ブーシュ・ルージュ「リップリフィル コト」&「レザーケース」

1. メイクの初めに全体のバランスを確認しながら、唇全体にうっすらとリップカラーをのせる。
2. ほかのパーツのメイクをすべて行ったら、最後にもう一度リップカラーをオン。

実はこのリップ、ラ ブーシュ・ルージュとコラボレーションしてつくったカラーなんです。このブラウンがかった赤の色味がお気に入り! 自然界にもある色なので、どんなトーンの肌にも合うと思います。リップを主役にしたい日は、まずほかのパーツよりも先にリップをのせ、そこから眉や目をメイクしていきます。全部終わったら仕上げにもう一度リップをオン。そして、最後にバランスを見ながら指で頬にものせ、チークとしても」。自然由来のプロダクトだからこそなせる、オリジナルの使い方!

ポイントメイク編:個性を上手に引き立てるアイテム選びと、丁寧なステップ。

●愛用コスメ/ナーズ「ラディアンスプライマー」、エルメス「プードル・オルフェーブル 01」、バイレード「アイシャドウ ディスコ」

1. スキンケアの後、プライマーを指でのせる。自分の肌の色を明るく引き立ててくれるカラーのものをチョイス。
2. ビューラーの後、ハイライターを中指にとり、目頭やまぶた、頬や唇の高い位置にポンポンとのせる。
3. アイシャドウは手持ちのブラシを使い、二重幅や目尻を中心に自然なグラデーションに。

プライマーは、パールを帯びたピンクっぽいカラーが私の肌色のくすみを改善し、透明感を引き出しながら明るく見せてくれるところがお気に入り。ハイライターは手でのせます。アイメイクも兼ねて、まぶたや頬、唇のキューピッドボウの部分など、光が欲しいところに塗ると立体感が。

まず主役にしたいパーツを決め、そこからメイクしていくので、メイクの方法は毎回異なります。基本はナチュラルメイクですが、最近はエレガントなムードのメイクが好みです

一つひとつの手順を慈しむように重ねられるスキンケアとメイクアップが、それぞれのパーツの魅力を最大限に引き出していくさまは必見。スキンケア中のマッサージやメイクのハウツーはもちろん、随所に詰まった榮倉さんのビューティーフィロソフィーを、ムービーから感じ取って。

(Movie Credit)
Director/Videographer: Yukari L.Takatori @Blackout Pictures Gaffer: Daisuke Yoshioka Stylist: Miyuki Uesugi @3rd Hair: KENICHI for sense of humour @eight peace Makeup Advisor: Sada Ito for NARS cosmetics @donna Florist: Miho Okamoto Beauty Consulting: Misaki Yamashita Executive Beauty Editor: Kyoko Muramatsu Creative Producers: Yosuke Endo, Airi Nakano

Article Editor: Misaki Yamashita