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ヴィクトリア・ベッカム、夫の浮気疑惑に初言及「デビッドを恨んだか?正直に言えばそう」

ヴィクトリア・ベッカムが約20年の月日を経て、夫デビッド・ベッカムの浮気疑惑に初めて言及した。
Photo: Gareth Cattermole/Getty Images

ヴィクトリア・ベッカムが、約20年前に世界中を賑わせた夫デビッド・ベッカムの浮気疑惑に初めて言及した。Netflixで配信したデヴィッドのドキュメンタリーシリーズ「ベッカム」の中で、夫の浮気騒動を聞かれて、「私たちの結婚生活の中で、間違いなく一番大変な試練だった」と即答。「世界中が敵に見えたし、それまでは一枚岩だった自分たちが、そうでなくなっていた」と声を詰まらせ、当時の心境を明かした。

デビッドの浮気疑惑が浮上したのは2003年。前年からスペインのレアルマドリードに移籍していたデビッドは、ヴィクトリアと息子たちをロンドンに残して単身スペインで暮らしていた。ドキュメンタリーで詳細は触れていないが、当時レベッカ・モスとサラ・マーベックという2人の女性が不倫関係を告白。デビッドは一貫して否定したが、メディアに追い回されることになった。当時まだ幼かったブルックリンやロメオの学校にまでカメラが押し寄せ、一家は家から出ることもままならなかったそうだ。ヴィクトリアは、「デビッドを恨んだか?正直に言えばそう」と赤裸々に語っている。

一方のデビッドは、当時をどのようにして乗り切ったのか記憶がないという。ただ、「ヴィクトリアは自分のすべてだから、彼女が傷つく姿を見るのは耐えがたかった」と涙声で語る。対するヴィクトリアは、「あの頃は私の人生で一番つらい時期だった。でも口には出さなかった。言っても聞いてもらえないと思ったからではなくて、デビッドが必要としているものに集中していたから」と気丈に回答している。

Photo: Carlos Alvarez/Getty Images

2人はこの騒動後の2005年、三男のクルスを授かる。浮気騒動について、苦悩をにじませながらも落ち着いた様子で語っていたヴィクトリアだが、クルスを帝王切開で出産したとき、デビッドがビヨンセジェニファー・ロペスとの撮影があったために不在だったことには怒りを爆発。3人のゴージャスな写真が紙面を飾り、「ポッシュ(ヴィクトリア)はヤキモチ?」と書かれたことに触れ、「ポッシュは怒っていた!」と声も大きく不満をぶつけている。

Text: Tae Terai