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ヘンリー王子&メーガン妃、ベストセラー小説の権利を獲得。映画化作品をNetflixで配信へ

ヘンリー王子メーガン妃がベストセラー小説『Meet Me at the Lake through(原題)』の権利を獲得し、Netflixで映像化する。
Photo: Mike Coppola/Getty Images

ヘンリー王子メーガン妃が、製作会社アーチウェル・プロダクションズを通じて、カナダ人小説家カーリー・フォーチュンによるベストセラー小説『Meet Me at the Lake through(原題)』の権利を獲得した。フォーチュンは「インディペンデント」紙に「Netflixとアーチウェル・プロダクションズと協力して映画化することにとても興奮しています」「ウィルとファーンのラブストーリーは私の心のよりどころであり、これ以上完璧なパートナーシップは考えられません」と声明を発表している。

同作はカナダ・トロントで出会った30代のカップル、ウィルとファーンのロマンス。トロントはメーガン妃が結婚前にドラマ「SUITS/スーツ」を撮影していた土地として知られ、12歳で母ダイアナ元妃を亡くした王子同様、主人公が幼い時に車の事故で親を亡くしていることや、オプラ・ウィンフリーとのインタビューでメーガン妃が明かしたのと同様に産後うつについて書かれているなど、夫妻と共通のストーリーが多い。「サン」紙によると、夫妻はこの本の権利を約380万ドル(約5.3億円)で手に入れたそうだ。

2020年に王室を離脱後、SpotifyやNetflixと巨額の契約を結んだ夫妻だが、Spotifyの契約はすでに打ち切られ、Netflixでも出会いから王室離脱までを赤裸々に綴ったドキュメンタリー「ハリー&メーガン」こそ大きな注目を集めたものの、世界の偉人を取り上げた「世界を導くリーダーたち: 信念は社会を変えた!(原題:Live to Lead)」はヒットせず、アニメーションシリーズもお蔵入り。ヘンリー王子のドキュメンタリー「Heart of Invictus(原題)」もまだ配信日すら発表されておらず、危機的状況にあるのではないかとみられている。

Text: Tae Terai