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スウェーデンのダニエル王子、ヴィクトリア王太子との離婚危機説を否定

スウェーデンのダニエル王子が、妻ヴィクトリア王太子との離婚危機説を否定した。
Photo: Patrick van Katwijk/Getty Images

大恋愛の末、2010年にスウェーデンのヴィクトリア王太子と結婚したダニエル王子が、昨年から続く不仲説を改めて否定した。「国内外の友人が連絡をくれました。もはや許容できない段階に達しています」と、9月15日に迎える50歳の誕生日を前にスウェーデンの国営放送SVTで放送された誕生日記念番組で、自らの口で噂に言及。「まともな人なら信じないでしょう」と語り、「卑劣で誤った噂」が家族に「深刻な影響を与えている」と抗議した。

ヴィクトリア王太子は、スウェーデン国王カール16世グスタフの長女で、父国王に次ぎ女王となることが約束されている。一般家庭の出身でスポーツジムを経営していたダニエル王子とは、パーソナルトレーナーとクライアントとして2001年に出会い、王子は王室による長い「お妃教育」ならぬ「王子教育」を受けた後、2010年6月19日にストックホルムにてロイヤルウエディングを挙げた。2人の間には11歳のエステル王女と7歳のオスカー王子が誕生し、この夏で結婚13周年を迎えている。

Photo: Patrick van Katwijk/Getty Images

そんな2人に不仲説が浮上したのは昨年初めのこと。「信じがたい裏切り」があったというのがその原因とされている。これを受け、王室は当時声明を発表した。「我々のプライベートな関係について、不穏な噂が流れていることに留意しています。不貞があり、離婚危機に瀕しているというものです。通常こうした噂や憶測にコメントはしませんが、家族を守るためにここで一度限りの声明を出し、現在噂されていることは事実無根であると明確にしておきたいと思います」

しかし、これ以降もメディアは離婚危機について報じる手を緩めることなく、再びダニエル王子が自らの口で改めて否定するに至った。

Text: Tae Terai