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パメラ・アンダーソン56歳、「若さを追い求めるのは無駄なこと」

パメラ・アンダーソンが56歳になり、「今の瞬間の自分を受け入れ、自分のいる場所を認めること」が大切だと語った。
Photo: Arnold Jerocki/Getty Images

パリ・ファッション・ウィーク中にノーメイク姿でショー会場に登場し、その潔い姿が世界中の注目を集めたパメラ・アンダーソン。「自宅ではすっぴんで過ごしています。パリ・ファッション・ウィークでもそうしただけ」と『ピープル』誌のインタビューで言及し、「人が気に留めるなんて思いもしなかったけど、ポジティブなメッセージになったから良かった」と明かした。

『プレイボーイ』誌の表紙を何度も飾り、ドラマ「ベイウォッチ」では赤い水着姿でライフガードを演じ、長くセックスシンボルとして注目されてきた彼女だが、ここ数年は、自叙伝『Love, Pamela(原題)』やNetflixのドキュメンタリー『Pamela, a Love Story(原題)』で自身の経験をつまびらかにし、これまでとは違う側面で取り上げられることが多くなった。56歳となった今、パメラは年を重ねることを気にしていないそうだ。「エイジングではなく、ライフィングと呼んでいます。若さを追い求めるのは無駄なこと。私たちにできるのは、今の瞬間の自分を受け入れ、自分のいる場所を認めること」

Photo: Stephane Cardinale - Corbis/Getty Images

また、パメラは自叙伝で幼いころに性的虐待を受けたことを明かし、姿を鏡で見ることに抵抗を感じるようになり、美貌で注目を集めることにも嫌悪感を覚えたと綴っていた。自らセクシーな姿を見せることは、女性として、自分の力を取り戻す意味があったと記している。今、彼女は新たなステージにいるようだが、メイクに反対という立場ではないと口にする。「反対しているわけではありません。駆け引きしたくないだけです。それに、鏡を見て『自分でいるだけで十分』と思えるのは、気分が良いです」

彼女は現在、カナダ・バンクーバー島で、祖父母から受け継いだ家に暮らしている。両親とともに自宅のリノベーションを行い、元夫トミー・リーとの間にもうけた28歳の長男ブランドンと25歳の次男ディランの母親であることを楽しんでいる。多くの時間を、ガーデニングや瞑想に費やし、自然や動物に囲まれ、自分の口にする食べ物を栽培する日々だそう。「もうクールである必要はありません。自分でいるだけでいい。ありのままの姿で心地よいということは、心が解き放たれるものです」

Text: Tae Terai

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